これからピータッチキューブを買おうと思っている方で、
どちらにすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この2機種、単純に新型・旧型というわけではありません。
最初に発売されたのが、300BT(←うちはコレ)で必要最低限の機能が備わっていて、機能を高性能にして後から発売されたのが710BTです。
それぞれの機種で、値段はもちろん違いますが、用途とターゲット層が変わります。
どっちを買うか悩んだら…
- P300BTで十分: 一般家庭で使用…収納のラベル作り、子供の名前シールを作成したい
- P710BTを買うべき: お仕事に使用…自宅サロンやお店を開いていて商品にラベルシールの貼り付けをしたい、事務用品のファイリング整理をしたい、スマホからだけではなくパソコンから操作したい
- P710BTの方が幸せかも: 18mmテープは下位機種では作成できないので、手作りしたりラッピングが大好きな人は上位機種を
ごくごく普通に、お名前シールを作ったり、収納ラベルシールを作るならP300BTで十分です。
ちなみに、価格差は2倍ほどの開きがあります。
どちらを買うかはあなた次第ですが、P710BTにできてP300BTにできないことをよく確認して商品を選んでくださいね。
新型ピータッチキューブ BT-P710PTでしかできないこと、P300PTには搭載していない機能は?
どちらも四角いシンプルなフォルムは似ていますが、P710BT(新型)の方が面取りして丸っこい感じになっています。
もちろん違うのは見た目だけではありません。
テープサイズ「18mm」「24mm」の太い幅が印刷できるのはP710BT(新型)だけ
いちばん大きく違うのは、対応のテープ幅が幅広いことです。
ピータッチ専用テープのラインナップ
- 3.5mm
- 6mm
- 9mm
- 12mm←P300BTはここまで
- 18mm
- 24mm
つまり、18mm、24mm幅のテープを使いたい場合は、P710BTがおすすめです。
ちなみにお名前シールを作る場合は、細かい方が多いので太いテープ幅を使うことはほとんどありません。
▼家庭用として用途の多い「お名前シール」や「収納ラベル」を効率よく印刷する方法はこちらの記事を参考にどうぞ
P710BTはテープカッターが自動
印刷終了後、テープカットを自動でしてくれるのも上位機種P710BTにはあって、300BTにはありません。
ボタンで手動カットの300BT
連続で何枚もシール印刷する場合は、オートカット機能があると効率的ですね。
ちなみに、P300BTは連続印刷の際はテープカッターを利用すると余白が増えてしまうので、あとでハサミでカットしています。
P710BTは充電式リチウムバッテリー搭載
上位機種P710BTは、ACアダプターかパソコンとのUSB接続で充電ができます。
バッテリーも別売りしているので、消耗しても買い換えて入れ替えることで長く使うことができます。
対して、P300BTは単4電池6本が必要になります。ACアダプターは同梱していないので、必要なら別売りで買う必要があります。
▼非純正ですが、お手頃なアダプタもあります
パソコンでテープのデザインができるのはP710BTだけ(QRコード印刷に対応)
PCでのデザインに対応しているのもP710BTだけです。
さらにパソコンでラベルシールを作成するときだけ、QRコードの印刷に対応しています。
QRコードはこんなときに便利
- 職場で取り扱い説明書を共有したい
- 販売する商品の詳しい成分表示ページにアクセスしてもらいたい
- 会社やお店の情報にアクセスしてもらいたい
↑などの用途がある場合には、QRコードが活躍すること間違いありませんね。
▼P710BTは、より高性能でスマホ・パソコン対応したラベルライターです
P300BTもP710PTも、使うテープのラインナップは同じ。12mm幅までで十分なら300BTを選ぼう
画像のピータッチキューブは、わが家のP300BTです。
印刷しているラベルシールは、P300BTに対応する最大幅の12mmのテープになります。
日常生活であまり太いテープを必要とすることはほとんどありません。
収納用ラベルの例
調味料ラベルの例
どちらも12mm幅ですが、ちょうど良い幅ですよ。
PT300BTの単4電池6本の持ちはどう? 四六時中使うわけでなければ、あまり気にならない程度
大きく違うのは、バッテリーですよね。
単4電池6本も使うのってどうなの?というところですが、減りが早いという感じはまったくしません。
そもそもラベルのデザインをスマホで作るので、ピータッチキューブの本体の電源を入れるのは印刷するときだけ。本体に画面も付いていないので、電池の持ちはとても良いですよ。
毎日ヘビーに使うならACアダプタは必須かもしれませんが、たまにラベル作成する程度であれば、缶電池使用で問題ありませんよ。
もし毎日ヘビーに使うことを考えているのであれば、710PTの方が優秀だと思います。
個人的に家庭用として使うピータッチキューブはPT-P300BTで十分だと感じています。お値段もお手頃ですよ。
▼ピータッチキューブの300BTのレビューはこちらの記事も参考にどうぞ