ラベルライターって、おうちにありますか?
家庭用といえば、
- キングジムのテプラ
- カシオのネームランド
- ブラザー工業のピータッチ
…が超有名シリーズです。
その中で、どのメーカーにするか、どの機種にするか、悩みになやんで、ついに購入したのが「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ) PT-P300BT」です。
ラベルライターを買うにあたって、最後まで悩んだメーカー(機種)は、キングジムの「テプラ」とブラザー工業の「ピータッチ(従来型)」でした。
どの機種を買うにしても、機能やデザインは10年以上まえと劇的な変化はなく、液晶画面が小さいのも悩みでした。
キーボードはボタンが小さいからおもちゃみたいだよね。
従来型のラベルライターで不満だったこと
- キーボードが小さく、入力しづらい
- プレビューが見づらい(誤字やデザインのチェックがうまくできない)
- 文字サイズ、縦書き、2段などの設定変更が慣れないとよくわからない
- フォントが少ない(インテリアになじむおしゃれなものがない)
などなど、イメージ通りにラベルシールができず「ムキー」ってなったことがよくありました。
その点、ピータッチキューブはすべてクリア!スマホで操作ができるので手軽だし、プレビューも見やすいです。
シールのデザインがスマホで作り、Bluetoothでデータを飛ばしてラベル印刷ができるので、イメージどおりのラベルシールができあがります。
ピータッチキューブなら、子どもの名前シールだけではなく、家のインテリアや収納のラベル作りにも使えるので、まさに子育て主婦にはオススメの一台です。
ラベルライター自体のデザインがとてもシンプルでおしゃれになったのも、気に入ったポイントでした。
この記事では、実際にわたしが使用している、スタイリッシュかつ機能的な「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ) PT-P300BT」の商品特徴やメリット&デメリットのご紹介をします。
▼710BTや910BTなどの上位機種と迷っている場合は、こちらの記事も参考にどうぞ。
お名前をつけたり、収納の分類をするぐらいなら、リーズナブルな機種で十分だと思いますよ。
ピータッチキューブ(PT-P300BT)を実際に使っている私が感じた6つのメリット
大画面のスマホでラベルの作成がしやすい!プレビューそのままプリントが可能
毎日使い慣れたスマホで文字を打ち込むのはすごくすごくラクです。
従来のラベルライターのように、小さいボタンをちまちま押さなくても、思い通りのシールが簡単に作れます。
しかもスマホの大画面でプレビューを見られるので、印刷する前のイメージを確認でき、失敗の可能性がぐんと減ります。
パソコンから印刷ができるラベルライターは他にもありますが、スマホ専用という点では感覚的に操作しやすいのがありがたいところ。
フォントや絵文字などの種類がたくさんで、しかも選びやすい
家庭で使うモノなので、事務的な字体以外のフォントも使えればうれしいですよね。
たとえば…
- 子どもの持ち物には、かわいくて見やすいフォント
- 収納に使うラベルには、おしゃれで素敵なフォント
- プレゼント用のラッピングに使っても、浮くことのないフォント
また字が読めない子供がラベルの内容を理解するのには、絵文字がとても便利です。
アプリのダウンロードは無料なので、使えるフォントや絵文字を実際に見てみると参考になります。
おしゃれなテンプレートを使えば本格的なラベルが簡単にできる
アプリのメニューを開くと、実際の使用例の写真を見ることができます。
気に入った使用例のラベルと、同じフォントや配置のラベルで、自分のシールを簡単に作成することができますよ。
そう、わたしのようなあまりセンスのない主婦でも、超おしゃれなラベルシールができちゃいます。
収納実例などと一緒に紹介されているので、ラベルを使った生活スタイルの変化も想像しやすいのもうれしいところ。
▼おしゃれなフォントでラベルシールを作ってみた例はこちらの記事もどうぞ
一度つくったラベルシールのデザインのデータ保存機能が使える
定番のお名前シールなどは、次回もまったく同じデザインのものを使うかもしれませんよね。
何度も使うような定番デザインは、保存機能が便利です。過去に印刷したラベルを保存しておけるので、欲しい時にすぐ使えますよ。
フォントや絵文字、フレームの設定を保存しておくことも可能です。
印刷履歴を見ることもできるので、そこからワンタッチで同じラベルの印刷もできます。
本体の外観が超スタイリッシュ、かつ、小型でおしゃれ
本体の四角い形は、スマホのアプリのアイコンのカタチを意識しているようですね。
ボタンがないので、一見なんだかわからないぐらいです。(知らなければラベルライターと気づかないかもしれません。)
しかも白っぽい色がインテリアになじみやすく、出しっぱなしにしておいてもOKなデザインです。
全体の大きさは、厚みはあるものの、かなりコンパクトです。
選べる交換テープカートリッジが盛りだくさん
ピータッチキューブで対応しているテープカートリッジは、ブラザー工業の「TZeシリーズ」です。
従来モデルのピータッチと同じテープが使えるので、すでにたくさんのラインナップが出ています。
普通のラミネートテープを始め、アイロンでくっつく布テープや、強粘着テープ、ラッピングなどに便利なマスキングテープやリボン(シールではないタイプ)があります。
色も豊富で、子供にはかわいいキャラクターデザインのテープもあるので、用途によって好きなテープを選ぶことができます。
本体購入時の付属のお試しテープ
- ラミネートテープ 白地/黒文字 12mm 長さ4m
- おしゃれテープ サテンゴールド地(つや消し)/白文字 12mm 長さ2m
以上2本のお試しテープが本体に同梱されています。
▼実際にテープをムダなく印刷するコツはこちらの記事も参考にどうぞ
ピータッチキューブ(PT-P300BT)を使って感じた5つのデメリット
テープ幅は3.5mm~12 mmまで
家庭で使う分には、12mmもあれば十分だとは思いますが、18mm以上の太いテープには対応していません。
もし太いテープのプリントをしたいようでしたら、上位機種の PT-P710BTを検討することで解決しますよ。
スマホがないと使えない
スマホがないと使えないので、スマホを持っていない子供が自分でラベルを作るには不向きですね。
スマホ専用なので当たり前ですが、ピータッチキューブ単体では何もできません。
ママ、シール作りたいからスマホ貸して〜!
…って感じになってしまいます。
Wi-Fi環境はなくても大丈夫!データはBluetoothで飛ばすので、専用アプリさえあればスマホにインターネット接続がなくても使うことができます。
テープの自動カット機能なし
ピータッチキューブ(PT-P300BT)には、テープの自動カット機能がついていません。
テープカッターのボタンが付いているので、手動でカチャンと切り落とすようになります。
なお、上位機種のピータッチキューブPT-P710BTになるとテープのオートカッター機能が付属しています。
テープ余白が多い
ピータッチの従来機種もそうらしいですが、やたらと余白が長いです。
テープがもったいない!短い文字列なら余白の方が大きいぐらい。
自動カット機能がないので、余白部分のカットは自分ではさみでおこなうようになります。(カットの目安の印は付けられます)
同じデザインのラベルシール2枚以上のプリント指定で、2枚目以降の先頭の余白がなくなるので、必要な分はまとめてプリントがおすすめです。
▼ピータッチキューブで効率よく、テープの無駄なく印刷する方法はこちらの記事を参考にどうぞ
電源アダプタは別売り
ピータッチキューブ(PT-P300BT)は、電源アダプタは付属してきません。欲しい場合は別売りです。
電源アダプタがなくても電池で動きますが、単4電池6本が必要になります。
その点、上位機種の710BTは充電式リチウムバッテリーになので、繰り返し使う時のコスパは上位機種の方が上がると思います。
▼私が持っている300BTは5,000円台半ばぐらい…。
▼1つ上位の710PTだと、300PTの約2倍のお値段になります…。
お名前をつけたり、収納の分類をするぐらいなら、リーズナブルな機種で十分だと思いますよ。
ピータッチキューブ以外に購入を検討したラベルライターのおすすめをご紹介
最後に、わたしが購入を比較した機種をご紹介します。
テプラPRO SR170
テプラ定番のカタチです。昔、会社で使っていたラベルライターはテプラでした。
このシリーズは、超ロングセラーで、誰もが一度は使ったことがあるタイプかもしれません。
キングジム ラベルライター テプラPRO SR-GL1
ちょっとしたおもちゃのようなテプラです。
8種類の選べるフォントや、イニシャルでロゴを作成することができます。
ブラザー工業 P-touch J100
ピータッチキューブが発売されていなかったら、わたしはこの機種を買ったと思います。
ピータッチの従来型です。
価格が3,000円前後で比較的お安く、コンパクトサイズなのも魅力でした。
どの商品にしても、ピータッチキューブ(PT-P300BT)との価格差はほとんどありません。
ぜひラベルライター選びの参考にしてみてくださいね。