「ドリップコーヒーはおいしいのはわかるけど、手でドリップするのは時間がかかってしんどい。」
「夫婦で朝飲むコーヒーも、旦那さんが会社に持っていくコーヒーも、淹れたてのドリップコーヒーが夢。」
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
毎朝、ラクにおいしいコーヒーを飲みたいという願いが、コーヒーメーカーのおかげでついに叶いました。
コーヒーメーカーを買う前は、「ドリップバッグ」という1杯分にパッケージされたコーヒー豆か、100均で買ったドリッパーとフィルターを使って、手で淹れていました。
手で淹れるコーヒーには、こんな↓悩みがありました。
- コーヒーのドリップは時間がかかる
- わが家のケトルは、注ぎ口がドリップに向かない
- 100均のドリッパーだと、1杯分がやっと
- お湯や豆の量をはかる手間がめんどくさい
- 適当にドリップしてしまうと、味が濃すぎたり薄すぎたりしておいしくない
- ドリップバッグは手軽だけど、豆代のコストが高い
コーヒーは、じっくり淹れるのが魅力という意見もありますが、忙しい朝にそんなことは言っていられません。
結果、ドリップすること自体がめんどくさくなり、インスタントコーヒーに牛乳を入れてカフェオレにしてごまかすか、旦那さんはセブンイレブンで100円のコーヒーを買うということになります。
…でも、おうちでおいしいコーヒーが飲みたい。
そう思い、コーヒーメーカーをわが家に思いきって導入したところ、おいしいコーヒーが飲めるようになったことはもちろん、時短に、リラックスタイムに、節約にと、いいことづくめになりました。
この記事では、わが家が買ったコーヒーメーカーを選んだ理由と、そのレビューを、コーヒーメーカーを今まで買ったことがない初心者向けにまとめます。(コーヒーにこだわりがある方には、あまり参考にならないと思います。)
▼色は「ブラック」と「ホワイト」の2種類。わが家はホワイトです。
コーヒーメーカーをメリタ オルフィ(ALLFI)にして良かったこと
- ボタン1つでカンタン抽出
- ペーパーフィルターを使用するので、お手入れ楽チン
- 0.7リットル(5杯分)まで一気に抽出可能なので、来客時も大活躍
- ステンレスポットは自然に保温性が高い点が◎(保温時に電気を使わない)
- タンクの取り外しができるので、給水もラクだしお手入れ楽チン
豆は挽くことができませんが、挽き豆でも十分においしいコーヒーが楽しめます。
保温機能はついていないものの、二重構造のステンレスポット自体が保温性抜群なので不便はありません。
ペーパードリップ方式ですが、フィルターは手頃に手に入ります。
ランニングコストはとても安いと思います。
メリタのオルフィは給水タンクが取り外せる仕様。コンパクトな機種「ノア」はタンク一体型だったので却下
コーヒーメーカーはピンキリで、安いものなら3,000円程度からあります。
値段の違いはいろいろとあるんですが、安い機種はだいたい給水タンクが本体と一体型なことが多いです。
給水タンクが取り外せないデメリットもありますが、かなりコンパクトな作りになっているので、より手軽で場所も取らないというメリットもあります。
でも、取り外せない給水タンクだと、中を洗うことは難しいし、何より水を適正な量入れるのが難しいですよね。
取り外せるタイプなら、水道から直接タンクに水を入れて、目盛りを見ながら調整ができます。
メリタには、オルフィより安い「ノア」という機種があるんですが、この2機種の大きな違いは給水タンクの取り外しが可能かどうかという点。給水タンクの大きさは同じです。
それと、オルフィには「浄水フィルター」という機能が付いています。
2機種の値段の差は、2,000円ほど。
▼ノアはオルフィよりお値段が少し安くなる点で魅力的ですね。
メリタのオルフィはポットが保温構造のステンレスなのが好印象
コーヒーメーカーというと、ポットの材質も重要になります。
大きく分けて、2種類のポットがあります。
- ガラス製
- ステンレス製
ガラス製だと保温効果があまりないので、土台の部分にウォーマーが付いている場合もありますよね。
でもうちの場合は、卓上に持ってきて飲むか、飲みきれる分しかドリップしない予定だったので、長時間保温するということは必要ありません。
ガラス製のポットは割れてしまうかもしれないという点でデメリットがあります。
その点、ステンレスなら割れる心配はありません。
また、ポット自体が保温構造なので、卓上に置いておいて1時間ぐらい放置しておいてもそこそこ温かいので、個人宅レベルならそれで十分です。
同じステンレスポットのタイガーのコーヒーメーカーと悩んだけど…
タイガーのコーヒーメーカーとも比較して悩みました。
- ステンレスポットになっている
- 6杯まで抽出可能
- シンプルなデザイン
- 分解可能な構造
- マグカップにも直接ドリップできる
機能はすごく魅力的だったんですが、ステンレスのポットが保温構造になっていないという点でやめました。
ただ、お値段とマグカップに直接注げるという点では、かなりおすすめではあります。本当に最後までメリタと悩んだのは、この機種でした。
縦に置けば意外とコンパクト。色が2色から選べてデザインも素敵
ティファールのケトルと、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーと並べて置いています。
オルフィの場合、奥行きはあるものの、置いてみると意外とコンパクトなのがうれしいところ。
コーヒーの着色汚れを考えれば、黒の方が目立たないのでいいのですが、デザイン的には白が好きです。
ただ、やはり白だと、コーヒーが垂れたときはかなり目立ちます。
逆に考えれば、汚れが目立ちやすいので、こまめに拭きとりできれいに保てるという利点も。この辺は好みですね。
基本的には水洗いとふき取りだけでお手入れはOKです。
やっぱりペーパーフィルター式がお手入れ楽チン!捨てて水ですすぐだけなので手軽
あとはフィルターの方式の問題ですね。
- ペーパーフィルター
- メッシュフィルター
コーヒーメーカーのフィルターには、以上の2種類があります。メリタはペーパーフィルター方式です。
豆から挽けてしかもスタイリッシュな「シロカ」のコーヒーメーカーも悩んだのですが、こちらはメッシュフィルター方式なんですよね。
メッシュフィルターだと、ペーパーフィルターを使わない分エコだし、コスト削減にはなるんだけど、やっぱりお手入れが面倒です。
目詰まりを起こしたら大変だし、都度洗わないといけません。
オルフィで使うペーパーフィルターのサイズは「1×2(2~4杯用)」
メリタのオルフィを買うと、最初から40枚入りのペーパーフィルターが同梱されてきます。これなら、挽き豆さえあれば、すぐにドリップコーヒーを楽しめますね。
1日2枚使っても、1箱で1ヶ月半もちます。
ペーパーフィルター1枚1円ぐらいのコストなので、フィルター代はあまり気にするほどではありませんね。
▼ペーパーフィルターは300枚(3箱)で激安で買えます。
メリタは「1つ穴」のドリッパーが特徴。全自動なら1つ穴がおすすめ
メリタはドイツのメーカーです。
ペーパードリップを最初に始めたのがメリタで、その歴史は100年もあるんだとか。
で、「メリタ式」というコーヒーの抽出方法があって、その特徴は抽出口が1つ穴なこと。
通常のドリップ方式では、注ぎはじめは抽出スピードが速く、終わりの頃は遅くなります。さらに、3つ穴など抽出口が複数ある場合、抽出が終わりに近づくにつれてコーヒーが流れ出る方向が限られてくるので、ますます抽出時間のコントロールが難しくなります。
メリタのフィルターは、抽出口がひとつだけ開いている「1つ穴」方式なので、正確な時間で抽出されるように計算されています。一度に給湯できるので、何回かに分けてお湯を注ぐ必要はありません。
わたしが使っていた100均のコーヒードリッパーは3つ穴でした。ちなみに、無印良品の陶器のドリッパーも3つ穴。スタバのセラミックのドリッパーは1つ穴です。
手でドリップするなら3つ穴でコントロールするのもありかもしれませんが、自動で淹れるコーヒーメーカーは1つ穴の方が理にかなっているのかなという印象です。
メリタ オルフィを使ってみてわかったデメリット
専用のステンレスポットは必須
ポットをコーヒーメーカーからはずすと、フィルターに残った水分が垂れてくるのでは?と心配でしたが、「しずく漏れ防止機能」のおかげでその心配はありませんでした。
でも、メリタのオルフィの場合、マグカップに直接抽出ということはできなくて、たった1杯分であっても専用ポットは必ず使わなければなりません。
経年劣化なのか、ステンレスポットから注ぐときに液だれするように
最初の頃は気になりませんでしたが、1年以上使うとポットからコーヒーを注ぐときに垂れるようになってしまいました。
ふきんを下に敷いて使用しています。
浄水フィルターを交換する必要がある
オルフィには、「浄水フィルター」という部品がついています。
正直なところ、交換したからといって劇的な味の違いはわからないのですが、1日3~4回程度の使用で3ヶ月に1回の交換が推奨されています。
一般家庭なら、半年か1年に1回ぐらいでも十分かもしれませんが、ランニングコストがかかることはデメリットですね。
メリタのコーヒーメーカー オルフィで淹れたコーヒーの味は結局どうなの?
コーヒーに関しては素人なので、こだわりのある方が飲めば文句も出てくるかもしれませんが、わたしにはおいしいです。かなり。
セブンイレブンのドリップコーヒーと比べれば、同じぐらいおいしいです。
100均グッズでドリップしたのと比べれば、メリタのオルフィの方が断然おいしいです。
お手入れもラクだし、なによりもコーヒーのドリップが自動になるとその間、違うことができます。
洗濯を干したり、ごはんの準備をしたり。
子どもがいて、慌ただしい朝でもおいしいコーヒーが飲めるようになったのは、かなり画期的です。
ドリップ自体は、量にもよりますが、5分〜10分もあればすべて落ちるので、その時間は自由になりつつ、おいしいコーヒーが飲めるんです。
しかも、コーヒーメーカーを購入したおかげで、コンビニのコーヒーを買うことが減りました。外出中に買うならともかく、「朝出発して、コーヒー飲みたいからコンビニ寄ろう!」ということがなくなると、それだけお財布のお金は減りにくくなります。
でも「コーヒー豆が高いのでは?」と思うかもしれませんが、セブンプレミアムの豆など安いものなら400グラムで398円ぐらいです。
コンビニコーヒーのレギュラーサイズが1杯150ml。これを自宅で同じ量淹れるとすると、必要な豆は約10グラム。
つまり、400グラムの豆があれば40杯のコーヒーが飲める計算になり、これがコンビニなら4杯しか飲めない計算になります。
なので、毎日コーヒーを飲むのなら、コーヒーメーカーを買ってもすぐに元が取れます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。