買おうか悩み続けて、ついに手にいれたヨーグルトメーカー。
結局、購入したら毎日使っています。余裕で元が取れました。間違いなく買ってよかったです。
ヨーグルトメーカーを買うか悩んだ理由
- うまくヨーグルトができあがるか不安
- 自作ヨーグルトの作製を続けられるか不安
- 自分で作ったヨーグルトでお腹を壊さないか不安
- ヨーグルトメーカーが壊れないか不安
- ヨーグルトメーカー分の価格を回収できるのか不安
- ヨーグルト以外の使い道はあるのか…
プレーンヨーグルトを買うとして、400〜450グラム入りのもので、価格帯は100円〜150円程度のものが多いです。牛乳は1リットル約200円ですよね。
それに対して、ヨーグルトメーカーは1台3,000円〜5,000円ほどしますよね。
果たして、これだけの設備投資をわたしは回収できるのだろうか?という不安が一番でした。(大げさ)
ですがそんな心配をよそに、ヨーグルトメーカーを購入したら料理の幅がとても広がりました…!
ヨーグルトメーカーはほったらかし調理に最適!こんなものもできちゃうよ。
- ヨーグルト
- 甘酒
- 塩麹
- 温泉卵
- 鶏ハムやローストビーフなどの低温調理
ヨーグルトはもちろんだけど、温泉卵大好き。鶏ハムもローストビーフも柔らかくて大好き!!
もし「ヨーグルトメーカーってお得なの?」と悩んでいるなら、絶対に温度調節が細かくできてタイマー機能付きのタイプを購入することを強くおすすめします。
作れるバリエーションがヨーグルト以外にも広がるので、すぐに元が取れますよ。
▼Amazonの中でも一番人気のヨーグルトメーカーはこちらです(※私が初めて購入した頃よりグッとお安くなって買いやすくなりましたね)
▼機種選びに悩んでいる場合は、こちらの記事も参考にどうぞ
家族4人のヨーグルト消費量と月のヨーグルト代の出費を計算してみた
わが家では、朝にヨーグルトを食べます。家族4人、全員で!
ジャムとか、冷凍ブルーベリーとか混ぜれば、私も大好きだよ〜
子どもの離乳食期はバナナ・きなこヨーグルトなどにして1品手軽に増やすことができたので、とても重宝していました。
1パック400gのヨーグルトは2日半で終わる
家族でヨーグルトを消費すると、1パック400グラムのプレーンヨーグルトが、約2日半で空っぽに。
週で換算すると、約3パック(1,200グラム)消費している計算になりますね。
ということで、週のヨーグルト代は1パック150円として約450円。
月約5リットル(5,000グラム)、1,800円ほどをヨーグルト代に使っている計算になります。
ヨーグルトメーカーの購入費用を回収できるのは何回目以降?
ヨーグルトメーカーで材料になるのは、1リットルの成分無調整牛乳です。
牛乳1リットルは、1本約180円だとします。牛乳5本分のヨーグルトを作るなら、月約900円の出費が必要になりますね。
プレーンヨーグルトを購入した時と比べた時の差額は、月900円。
月計算で、900円ヨーグルト代が安くなるイメージです。
つまり、3,000円ちょっとの機種であれば、約4ヶ月でヨーグルトメーカー代分の元が取れる計算になりますね。
ヨーグルト以外にも視野を広げれば、もっとコスパは上がる!
ヨーグルトだけでもとを取ろうとするのではなく、ヨーグルトメーカーでできる他のバリエーションに目を向けると、もっとコスパが上がりますよ。
- 温度調整可能
- タイマー付き
…の機種を選べば、ヨーグルト以外にも料理の幅が広がります。
温泉卵
ママが温泉卵作ってくれるから、牛丼とかカレーとかにのせてよく食べるよ。
材料:卵4個(冷蔵庫から出したてでOK)
- ヨーグルトメーカーに付属してくる専用容器に生卵を入れ、熱湯を注ぐ
- 温度設定65℃、タイマー1時間にセット
- タイマー終了後、取り出して冷蔵庫に保管
温泉卵は3つで100円程度で売られていますが、自分で作ることができれば、かなりコスパが上がりますよ。
甘酒
市販の甘酒より、甘味やとろみを調整しやすいのがポイント。余りご飯と米麹があれば手軽にできちゃいます。
甘酒の基本の分量
- ご飯 200g
- お湯100ml
- 米麹100g
甘酒の作り方
- ご飯にお湯を注ぎ、つぶしながら混ぜる
- ほぐした米麹を加えて混ぜる
- 設定温度60℃、タイマー8時間にセット
ご飯を少なめにするとあっさりとした甘酒に、多めにすると甘味の強い甘酒に仕上がりますよ。
そのほかにもこんな料理まで
- 塩麹、醤油麹
- ローストビーフ
- サラダチキン(鶏ハム)
- 煮豚
低温調理ができるので、赤身のお肉をしっとり柔らかく仕上げてくれますよ。
わが家がヨーグルトメーカーを飽きずに2年以上使い続けていられる理由
- 牛乳パックごとヨーグルトが作れるので、衛生管理がラク
- 使ってみたら、ほぼ失敗することがなかった
- 生乳100%ヨーグルトは何よりもおいしい
- ヨーグルトがなくて買い物に出かけることが減り、結果節約につながった
- 温度調整できるヨーグルトメーカーだったので、温泉卵や甘酒、ローストビーフなども作ることができた
牛乳パックごとヨーグルトが作れるのは本当にラク
瓶などに移してヨーグルトを作る場合は、「煮沸消毒しなきゃ」などと考えるかもしれませんが、牛乳パックなら衛生管理の心配がほぼありません。
新しい牛乳をあけて、子どものおやつに一杯。そしたら、新しいパックの方に、前のヨーグルトの残りを入れてセットするだけ。
難しいことは考えることなく、ササッと準備ができちゃう点で、とっても使いやすいですよ。
牛乳の在庫管理だけすればよくなった
ヨーグルトを買っていたときは、
ヨーグルト終わっちゃった!…牛乳終わっちゃった!
…のエンドレスループでした。
結果、無駄に週の真ん中に2回ぐらい買い物に行くようになり、無駄なものまでかってしまっていました。
でもヨーグルトメーカーを購入してからは、土日の買い物で牛乳2〜3本を買っておけば足りるので、ムダな出費が減ったのも家計にはプラスでしたよ。
生乳100%ヨーグルトは贅沢品だったことを知った
安いプレーンヨーグルトって、意外と混ぜものも多いんですよね。
固めるためにゼラチンが入っていたりとか…。逆に、生乳100%ヨーグルトって、同じ量でも300円近くで売っていることを知りました。
自作ヨーグルトは、成分無調整牛乳で作るのでとてもおいしいです。栄養もたっぷり取れますし。
ヨーグルトメーカーの値段の違いは? 温度調整機能、タイマー機能があるものが便利
ヨーグルトメーカー選びのポイント
- 温度調整機能が付いているか
- タイマー機能があるか
- 飲むヨーグルト、カスピ海ヨーグルトなど、少し特殊なものを作りたいかどうか
タイマー機能はあった方が便利です。ないとヨーグルトがうまくできる確率が下がるので、注意しましょう。(コンセントの抜き差しか、手動のボタン操作で電源を落とすタイプは△)
温度調整ができれば、甘酒や天然酵母、塩麹など、他の低温調理メニューにも応用が可能です。
最近では、低温必須のカスピ海ヨーグルト、飲むヨーグルトが作れる機種も出ているので、必要であれば上位機種を購入しましょう。
いろいろなメーカーからヨーグルトメーカーが出ていますが、一番人気はアイリスオーヤマです。機能と値段のバランスがとても良いメーカーですよ。
▼無難なスタンダードタイプ(タイマー・温度調整付き)
▼飲むヨーグルトの機能付き
「R-1ヨーグルト」倍増計画で早々に元が取れるという噂もあるけど…
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを買うと、高級ヨーグルトを意識した画像が貼ってあるんです。
赤いのが「R-1」、青いのが「LG-21」、黄色いのが「PA-3」でしょ、間違いない。
ですが、正直なところ、本当にお目当の乳酸菌が元々の力を持ったまま増殖しているのかは、残念ながらわかりません。
明治乳業の公式サイトのQ&Aにはこんなことが書いてあります。
プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできます。
ただし、プロビオヨーグルトR-1の特徴である1073R-1が作り出すEPS(多糖体)の量は、原材料や発酵条件等により異なります。
一般家庭ではこの商品と同等量のEPS(多糖体)を作り出すことができないと考えられます。そのため、当社で生産しているプロビオヨーグルトR-1をお召し上がりいただくことをおすすめします。
明治公式Q&Aより引用
プロビオヨーグルトR-1を種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか
もちろん、企業としては自社の製品を買ってほしいということもあるかもしれませんが、特許製法なだけに家庭でマネするのが難しいのは事実ですよね。
ちなみに、R-1を種菌にしたヨーグルトは普通に美味しくできあがりますよ!
わたしのいとこ、大学院で菌の研究してるんです。この前会った時、乳酸菌の話になったのですが、
「どんなヨーグルトにも、いろいろな乳酸菌が入っているから、どれか家庭で増殖しやすい乳酸菌が増えてヨーグルトになってるだけかも。」と言ってました。もちろん、顕微鏡でのぞいて調べたわけじゃないので、余談ですよ。
だから何を言いたいかというと、ヨーグルトメーカーで「R-1」などを種菌にしたヨーグルトはたしかにできますが…
目に見えるものではないので、過信してはいけないと思います。R-1の効果を期待したい方は、本家R-1を買うのがベストです。
結局、ヨーグルトメーカーは得なのか?市販のヨーグルトを買った方がいいのか?
これは、生活スタイルや考え方によって答えが変わります。
- 毎日、ヨーグルトを食べる
- たくさんの量を食べたい
- 家族が多い
- 長いスパンでヨーグルトを食べ続ける予定
- カスピ海ヨーグルトや、他の発酵食品に挑戦したい
- R1などのすごい乳酸菌のヨーグルトを増殖させてみたい
- ヨーグルト以外の低温調理にも挑戦してみたい
毎日食べ続けることを前提にすれば、長い目で見て、確実にお得です。
ヨーグルトしか作らないことを思えば、中位機種で安く見積もっても4ヶ月で元が取れるなら買っても損はありません。
こんな人はヨーグルトメーカーの購入を踏みとどまった方がいいかも…
- これからヨーグルトを食べよう!と思っている
- わが家の例より、ヨーグルト消費量が少ない
- 「作る」という行為がめんどうな人
- 無脂肪、低脂肪ヨーグルトが食べたい人
自宅で作るヨーグルトの最大の欠点は、無脂肪ヨーグルトを作りづらいこと。
できないこともないらしいですが、普通のヨーグルトより時間がかかったり、失敗する確率がグッと上がるので、自作はおすすめできません。
「ヨーグルトは無脂肪じゃないとイヤだ!」という人は、絶対に市販のヨーグルトを買った方が、確実でラクです。
ちなみに、わが家で2年以上ヨーグルトを作り続けてきましたが、お腹を壊すこともなく、機械も壊れません。
まずはヨーグルトを食べるという習慣づくりをすることをおすすめします。
▼おすすめの機種はこちらの記事を参考にどうぞ