毎日のお料理に欠かせない「みそ」。保管しておいたら、どんどん色が濃くなってしまった…ということはありませんか?
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
かの有名な信州みその産地である長野に住んでいるわたしは、自宅にみそがたくさんあります。でも毎日使うとしても、すぐには終わらないので「保存」が必要になるのですが…
お味噌はすぐに使い切る調味料ではないので、保存方法が大切です。
- 味噌の色がどんどん濃くなる
- 風味が落ちて、お味噌汁がおいしくない
お味噌を保存していると、色が変わってしまうということがあると思います。これは、「褐色」と呼ばれていて、発酵が進んでしまっている状態。
「褐色」が進んでしまっても食べられますが、風味が落ちてしまうので、お味噌汁にしてもおいしく感じられなくなってしまいます。
ということで、わが家ではみそを「冷凍庫」で保存しています。
味噌は凍らないって知ってた? 冷凍すれば品質も保たれる!
お味噌って、冷凍したらガチガチになってしまうのではないかと思いきや、凍りません。
塩分濃度が高いので、家庭用冷凍庫の温度では凍らないのです。
しかも、冷凍することで発酵の進行が抑えられるので、より長くもつように。
わが家では、地元イベントなどのおいしい味噌詰め放題などで大量の味噌をゲットしてくるので、とりあえず冷凍庫にぶち込みます。
未開封でも発酵が進むので、袋のまま冷凍庫で保存がオススメです。
開封した味噌に適した保存方法は?
袋入りの味噌
陶器やホーローなどの容器に詰め替えるのがおすすめ。わたしは、使う前にすべて別容器に絞り出してから保存します。
四角いパックに入ったお味噌
プラ製の四角いパックに入ったものなら、そのまま冷凍も可能です。(わざわざ詰め替えるのはめんどくさいですからね。)
▼四角いパックのお味噌を買う方にオススメな便利グッズ
四角いパックがそのまますっぽり入るホーロー製のストックポットです。
乾燥を防いで、におい移りもしにくい。しかもシンプルなデザイン。
わが家は、冒頭の写真のフタ付きの厚い陶器の器に保存しています。表面にラップをピタッと貼っておけば、酸化を防ぎ、なお味噌の品質が保たれます。
ちなみに冷凍保存した味噌は1年ぐらいは、余裕でもちます。風味もほとんど変わりません。
買うお味噌には、賞味期限が書いてありますが、冷凍庫に入れた瞬間からあまり気にしなくてOK。
ただし、温度変化はみその劣化の原因になるので、冷凍庫に入れたら入れっぱなしにしてくださいね。
こんな味噌は冷凍に向かない!
味噌が凍らないという前提は、塩分濃度が高いから。
ということで、
- 減塩のお味噌
- だし入りの調味みそ
これらの味噌は、冷凍保存せず、賞味期限内に食べきれる量を冷蔵庫で保管してください。
冷凍できないこともありませんが、味噌にだしや糖分などが入っていると、味噌以外の部分で味の変化が起きてしまう可能性があります。
2ヶ月程度で食べきれる量を、冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍みそにも「みそマドラー」が便利
ちなみに、冷凍しても凍らないお味噌には、「みそマドラー」も簡単に刺さります。
お味噌汁に使うのであれば、マドラーをひと刺ししてくるっと回して取り分け、そのままお味噌汁のお鍋で溶けばOKです。
ちなみに大きい方のマドラーは大さじ2、小さい方は大さじ1。
▼このみそマドラーは、一度使い始めたらやめられません。
みその常温の保存は良くないよ!他に常温NGの食品は?
おばあちゃんちに行くと、今でも自家製のみそがキッチンの戸棚に収納してあります。
みその常温保存が当たり前だったのは、冷蔵庫のない時代、夏でも涼しい木造住宅での話。
現代住宅は暖かく、湿度が高かったりするので、常温保存はやめておいたほうが無難。
どんなに美味しい味噌でも、すぐに色が濃くなってきて、ただのしょっぱい調味料になってしまいます。
ということで、長期に渡って使うみそは、ぜひ冷凍保存をしてみてくださいね!
お米も常温保存はやめておいたほうがいい!
知らないうちに、大事なお米に虫がついてしまうかもしれません。特に高温多湿になる5月〜10月ぐらいまでは、冷蔵庫で保管が安心です。