鳥モモ肉や鶏ムネ肉がプルップルに柔らかくなる魔法の水をご存知ですか?
鶏肉を柔らかくする魔法の水は「ブライン液」と呼ばれます。ブライン液を知っているだけで、家計の見方の万能食材「鶏肉」の食感がワンランクアップすること間違いありません。
もともとジューシーでおいしい鶏もも肉をさらにおいしくするのはもちろん、パサパサになりがちな鶏胸肉にも応用可能なブライン液。
ブライン液の材料はみんなのおうちにあるものだけ。たった15分漬けこむだけで、プルップルの柔らかジューシーな仕上がりになりますよ。
なんと材料は、「水」と「砂糖」と「塩」だけ!
ブライン液の黄金比率
- 水…100cc
- 砂糖…5g
- 塩…5g
ジップロックやポリ袋に↑ブライン液の調味料を入れて混ぜておき、柔らかくしたいお肉を入れて、冷蔵庫で15分寝かせば完成です。
塩と砂糖が同じ量で5%ずつだって覚えとけばいいんだね!これなら私でもできちゃいそう♪
鶏もも肉で唐揚げを作る場合は、もともとジューシーなお肉なので胸肉ほど心配ありませんが、さらにジューシーになるなら活用したいですよね。
もちろんこのブライン液は、鶏もも肉だけでなく、豚肉や牛肉、鶏むね肉などさまざまなお肉に応用可能です。
今日の夕飯、何にする?
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ブライン液は、どうして鶏肉や豚肉、牛肉などのお肉を柔らかくできるの?
- 「お水」を入れることで、お肉に水分が含まれてジューシーに
- 「砂糖」がお肉のたんぱく質と水分をくっつける役割をしてくれるので、お肉から水分が逃げにくくなる
- 「塩」はお肉の表面をコーティングしてくれる役割があるので、お肉の中にギュッと入った水分をより閉じ込めてくれる
家にある基本的な調味料だけですが、しっかりとお肉を柔らかくするお仕事をしてくれているんですね。
長ネギのタンパク質分解酵素でお肉がより柔らかく!唐揚げの下味レシピ
ブライン液に15分間漬けこみしたお肉は、そのまま焼いても、煮ても、唐揚げなどの揚げ物にしてもおいしくいただけます。
さらに、お醤油などの調味料を足して、下味をつけるのであれば「長ネギの青い部分」が効果的ですよ。
長ネギの青い部分に含まれるたんぱく質分解酵素が、お肉の臭みを取りながら、お肉をさらに柔らかくしてくれます。
手軽にできる鶏もも肉の唐揚げの下味
- 長ネギの青いところ 1本分
- めんつゆ:みりん:生姜チューブ=3:1:1
ブライン液に15分漬けた鶏肉の袋に、追加で足してOKです。
めんつゆ:みりん:しょうがチューブ=3:1:1という黄金比を覚えておくと便利ですね。
唐揚げの下味だけでなく、豚の生姜焼きなどにも応用できます。
この下味の液に、更に15分漬けこんだ後、余分な水分を捨てて、衣をつけて揚げれば完成です。
▼鶏胸肉で唐揚げをする場合は、ちょっとしたコツで柔らかくなりますよ
鶏胸肉を使用する場合は、切り方を工夫するとさらにおいしく!時間がないときにオススメ
鶏もも肉の半額ほどで売っている鶏胸肉は、家計のお助け食材になるので、うまく活用したいところですよね。
鶏胸肉にもブライン液は効果抜群ですが、15分間の漬け置きタイムが惜しい!ということであれば、切り方を工夫するだけでも全然違います。
▼鶏むね肉の場合は、繊維を断ち切るように切るだけで、ホロホロとした柔らかい口あたりに変身しますよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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