押入れの扉を開けると、モノがあふれていて落ちてきそうになる…。
せっかく大量の収納スペースがあるのに、押入れをうまく活用できていない…。
…それはわたしのことでした。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
うちの押入れは、横にスライドさせて開けるタイプの引き戸。洋風ではありますが、構造はよく見る「押入れ」そのものです。
中はけっこう広くて、奥行きが80cmほど、横幅も2m以上あり、天袋も備えた立派な押入れです。
今の最大の悩みは、子供服の収納。
また、長女はもう自分で洋服を選んでお着替えができるので、自分で洋服を出し入れしやすい収納にしなければと、ずっと思っていました。
そんなこともあり、無印良品の「押入れ用の衣装ケース」と、「やわらかポリエチレンケース」を使用して、押入れの大改革を行いました。
アフター、そしてビフォー写真とともに、無印良品のケースを使った押入れ収納の様子をまとめます。
無印良品のPP衣装ケースとやわらかポリエチレンケースを使って押し入れを美しく収納した様子(アフター)
押入れ収納の見直しにともない、押入れの引き戸は常に取ってしまうことにしました。(引き戸があると、引き出しの配置が難しいため。)
写真の様子が、無印良品の衣装ケースと、やわらかポリエチレンケースを利用したアフター画像です。
左2段が次女用、右3段が長女用です。
次女用がなぜ1段少ないかというと、保育園に持っていくトートバッグの置き場所を確保したかったからです。
無印良品の衣装ケースは、1段ずつ購入が可能なので、生活の変化に応じて買い足しができるのが魅力。
次女がもう少し大きくなったら、長女の衣装ケースと合わせてもう1段買い足す予定です。
参考までに、押入れ収納のビフォー写真を見て欲しい(ひどいよ)
衣装ケースを配置する前の、押入れの中の様子です。
実は、無印良品の衣装ケースは、以前から持っていました。(冒頭の写真は最初に買ったときのもの)
しかしながら、シンプル収納の定番の衣装ケースをうまく活用できていなかったというのが実際のところ。
写真を見てもらうとわかりますが、中身が丸見えです。w(しかもぐちゃぐちゃ…)
また、衣装ケースは大容量が入るというのが魅力なんですが、裏を返せばいくらでも詰め込めます。
「とりあえず…」と思って、ぎゅうぎゅう詰め込んで、結局何がどこにあるか見失い、見た目が悪くなるので引き戸で隠すという状態が1年ほど続きました。
▼押入れのビフォー全体像が見たい方はこちらもどうぞ
「PP衣装ケース・大」には、「やわらかポリエチレンケース・中」の組み合わせがおすすめ!見た目も使い勝手も格段に上がる
そこで活用したいのが、衣装ケースと同じく無印良品の「やわらかポリエチレンケース・中」です。
中サイズは1つ790円なんですが、まとめ買いセールをしていたこともあり、衣装ケースと合わせて大人買いしてそろえました。
この「やわらかポリエチレンケース・中」を「PP衣装ケース引出し式・大」に使うと、ちょうど2つ並べられるんです。
これが、子供服の収納にぴったりなんです。
ズボンの引出しなら、手前に冬物、後ろに春物を控えておいて、立てて収納すれば、忙しい朝でもさっとお洋服が決まります。
季節が変わったら、箱ごと前後を入れ替えればOK。
トップスの引き出しでは、前にトレーナー類、後ろにカーディガンなどのはおりもの、そして真ん中の空いたスペースは保育園には着ていかないお洋服(ワンピースなど)を配置します。
PP衣装ケース引き出し式の中に、やわらかポリエチレンケースを配置することで、外から見たときの生活感を隠してくれます。
子供が自分でお洋服をしまって、多少ぐちゃぐちゃしても、外からはまったく見えなくなるのがうれしいですね。
PP衣装ケース引出し式は、全部引き出すと引出しが落ちる可能性があるので注意しよう
押入れ用の衣装ケースは、奥行きが65cmと広くできています。なので、基本的に通常使う際は、半分ぐらいまでを引き出すことを想定して収納した方がいいですよ!
ここで無印良品の衣装ケースで注意してもらいたいことが2つあります。
引き出しのストッパーが弱いので、思いっきり引き出すと中身が落ちる
特に子どもが使う際は気をつけて欲しいんですが、思いっきり引っ張ると引き出しもろとも落ちます。
安全と耐久性を考えて、積み重ねるのは3段ぐらいまでにしましょう。
一番上に配置した衣装ケースは、引き出し時に傾く可能性がある
やっぱり奥行きがある分、引き出したときの安定が悪いんです。
上に衣装ケースが乗っている場合は、その重みで安定するんですが、一番上のケースだとそうはいきません。
一番上の段の上に空間があると、引き出したときに、衣装ケース本体がバランスを崩して傾くことがあります。
いずれにしても、よく使うものは前、それ以外は後ろというルールを作って、通常時の引き出しは半分ぐらいを想定して収納するようにするのがおすすめです。
PP衣装ケース引き出し式のサイズは3種類(深・大・小)〜全部使ってみたけど、「大」がいちばん使いやすい
画像:無印良品「PP衣装ケース」掲載ページより
押入れ用(奥行き65cm)の衣装ケースのサイズは3種類あります。
中でも、この記事でも紹介している「大サイズ(高さ24cm)」は、いちばんオールマイティで収納するものを選びません。
子供服はもちろんですが、大人用のお洋服でもちょうどいいサイズが「大」です。
なので、衣装ケースの”高さ”で悩んだ場合は、「大サイズ」をベースに考えるのがおすすめです。
「衣装ケース・深」は、布団カバーやタオル、かさばるアウターの整理用に最適
「PP衣装ケース引出し式・深」は、高さが30cmです。
大を3つ重ねるのと、深を2つ重ねるのとだいたい同じ高さになります。
30cmはけっこう深さがあるので、わが家ではシーズン外のタオルケットや、布団カバーの替えを収納するのに利用しています。
もしランドセルなどを収納したい場合も、「深」を選べば入ります。
お洋服を収納するのに箱を使いたいなら、「やわらかポリエチレンケース・大」がちょうど2つ入ります。
「衣装ケース・小」は、高さが18cmでやや使いづらい。余ったスペースの有効活用に利用しよう
画像:無印良品「PP衣装ケース」掲載ページより
「PP衣装ケース引出し式・小」は、高さが18cmです。
うちにあるIKEAのSKUBBの仕分けケースが、ギリギリ引っかかるか、引っかからないか…という高さです。(→スクッブの活用例はこちら)
子供服を立てて収納するにも、やや高さが足りないかな…といったところ。
なので、お洋服を収納するよりは、小物類や雑貨類の収納に向いています。
無印良品の公式ページの写真のように、「狭小スペースを活用する」という目的で使用するのがおすすめです。
「衣装ケース・小」には、「やわらかポリエチレンケース・小」または、「やわらかポリエチレンケース・ハーフ・小」の組み合わせがおすすめです。
設置する場所の「奥行」をしっかり確認しよう!無印良品のPPケースは、奥行違いで3種類のラインナップがあるよ!
これ、最初わたしも悩んだんですが、無印良品のポリプロピレンのケースには、名前が似ているようで違うラインナップが揃っています。ややこしい!
(クリックで、公式サイトの使用イメージが確認できます。)
高さは、18cm、24cm、30cmの3つのラインナップということは変わらないんですが、奥行きがそれぞれ違います。
押入れのように、奥行きがある収納には、衣装ケースを。
クローゼットなどで、奥行きがあまりない部分には、クローゼットケースか収納ケースを、という選択肢になってきます。
無印良品の公式HPには、収納サイズ検索という機能もあるので、悩んだ場合は利用してみてくださいね。
上に書いた奥行きは、外寸です。
やわらかポリエチレンケース・中を配置しようとすると、クローゼットケースには横並びで2つは設置できませんので注意してくださいね。
クローゼットケースや横ワイドケースの仕切りには、高さが変えられる不織布仕切りケース大・中・小を組み合わせた方がいいですよ。
キャスターとストッパーは別売り。必要に応じて買い足そう
無印良品の衣装ケースは、フローリングの上にそのまま置くとすべります。
押入れ収納に使う分には、引き戸のレールがあるのでなんとか止まりますが、使い方によってはズリズリと動いてしまいます。
ということで、動かしたくなくてしっかり固定したいときは、別売りのストッパー(滑り止め)を。
また、お掃除しやすいように動かせるようにしておきたい場合は、別売りのキャスターを買う必要があります。キャスターには、ストッパー機能は付いていないので注意しましょう。
ポリプロピレン衣装ケースと、やわらかポリエチレンケースをおトクに購入する方法
無印良品週間が始まると、全品10%オフでお買い物ができます。
単品購入の場合は無印良品週間に購入を検討するのがおトクです。(年に5〜6回開催されます。)
また、まとめ買いでお安くなる場合もありますので、公式サイトでセール情報を確認してみてくださいね。
ぜひ、衣替えや、引っ越し、荷物の整理などで、押入れの有効活用に参考にしてくださいね!