冬に窓の結露で悩む方も多いのではないでしょうか。
実家にいると、寒い日の朝、窓にびっしり水滴がついて、それはそれは床も濡れてしまうほどです。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
- カーテンが濡れる
- 床に水が溜まって、フローリングなどが痛む
- サッシに水がたまる
- サッシを濡れた状態で放置すると黒カビが生える
家の状況によって、窓の結露が発生してしまうのは仕方がありません。
でも、「結露を防ぐ工夫」を知っておくと、少しは状況がよくなるかもしれませんよ。
この記事では、カンタンにできる窓の結露を防ぐ方法についてまとめます。
窓の結露を防ぐのに必要なのは「食器用洗剤」→薄めて窓に塗る
食器用洗剤は、「界面活性剤」が入っていればなんでもOKです。(中性洗剤でOKですので、洗濯用の液体洗剤でも大丈夫ですよ。)
結露防止洗剤の作り方
- 水1カップに大さじ1杯強の食器用洗剤を混ぜる
- ぞうきんにつけ、軽く絞り、窓ガラスをふく
- 泡立ったところを、乾いた布でふきとる
1度薄めた中性洗剤を窓に塗る作業をしておけば、5日間ほど効果が持続します。
毎週末に作業をおこなうペースが目標ですね。
中性洗剤をつけた後の拭き取りは、キッチンペーパーでおこなうとラクです。窓のお掃除にもなり、汚れたら捨てられるので一石二鳥ですよ。
▼タフに使えるキッチンペーパーが優秀です
なぜ冬の窓ガラスは結露するのか? 食器用洗剤をつけると結露しにくくなるのはなぜ?
冬は外気温がとても寒くなるので、室内の水蒸気が窓ガラスに冷やされて水滴になります。
ガラス面は、表面張力が働くので水蒸気がまとまってくっついて水滴になります。
ここで食器用洗剤に含まれる「界面活性剤」の出番です。
界面活性剤が含まれた洗剤を窓ガラスの表面に塗ることで、水蒸気は水滴にならず、薄い水の膜になります。
空気中の水蒸気量は同じですが、水滴よりも水の膜の方が表面積が大きくなるので乾きが早くなります。
すでにビチョビチョになってしまった窓の結露を効率よく除去するにはどうする?
水切りワイパーで水を切ってもいいのですが、下に流れてサッシが水たまりになるのは避けたいですよね…。
”吸水スポンジ”を使うのがおすすめ
すでに結露してしまって悩んでいる場合には、水滴拭き取り用の「超吸水スポンジ」が便利です。
- 水切りワイパー→サッシに水が残ってしまう
- ぞうきん→拭きムラができてしまう
という、窓の水滴とりのデメリットを見事に補ってくれるのでおすすめですよ。
サッシが黒ずんでしまった…黒カビをたった5分でとる2種類の方法
サッシの部分にたまってしまった汚れやカビは、拭いてもなかなかきれいになりませんよね。
また、部屋中にカビが舞ってしまい、アレルギーの原因にもなります。
方法1…「エタノール」で拭くだけ!
エタノールは、よく消毒用に手指に吹きかけるアルコールのことです。
手指の消毒用のものでも、お掃除用のものでも、どちらでもOKです。100円ショップでもよく見かけますよ。
方法2…「台所用漂白剤」と「片栗粉」
- 片栗粉大さじ山盛り3杯に、台所用漂白剤を20CC加えて混ぜあわせる
- とろみが出るまで混ぜたら、スプーンなどでカビにのせていく
- 5分待ってふき取ると、きれいサッパリ落ちる
液体の漂白剤をつけるとすぐ流れてしまうところを、片栗粉で漂白剤をペースト状にすることで、汚れに長時間密着させることがポイントです。
▼お風呂のパッキンの黒カビ除去にも使える
窓のサッシはアルミ製のことも多く、漂白剤を使うと変色の原因になることも。漂白剤を使う場合は、必ず材質をチェックするか、小さい範囲で試してみてくださいね。
▼自分の手に負えないお掃除は、ハウスクリーニング業者さんに頼むのもアリだと思いますよ