先日、うちのポストに宛先が間違っているものが混入していました。
郵便屋さんも人間ですので、間違えてしまうことはあります。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
この記事では、もし宛先が自分宛ではないものが混ざっていたらどうするべきかをまとめます。
自宅のポストに投函された郵便物が他人宛だった場合
近所に住んでいる知り合いだった場合
これは、実家でよくありました。
隣の家の郵便物が、わが家のポストに入っているんです。
名前が似ているわけでもないのですが、番地が近いからでしょう。
近所で知り合いのお宅の郵便物は、そっと宛名の方の自宅ポストに入れておいてあげましょう。
ただし、誤った家に入れてしまっては問題なので、「近所に住んでいて、知っている人のみ」に通用する方法として行ってください。
どうしても気になる! & 頻繁に起こる ようなら、郵便局に相談だ!
全く知らない宛名だった場合
全く心当たりのない宛名というと、次の2つのことが考えられます。
- 名前も住所も心当たりのない、誤配達
- 住所は同じで、宛名だけ違う誤配達
1の名前も住所も心当たりのない誤配達に関しては、100%郵便局がいけませんよね。信用問題です。
自分の郵便物が、全く知らない人のうちに届いているかと思うと恐ろしいこと。
しかし、全然別人に届けてしまうような間違いは、個人情報保護の観点で非常に厳しくチェックされています。
郵便物の仕分けも機械化している現在では、そう多くは起こらないミスでしょう。
問題は、2の住所は同じで宛名だけ違う誤配達です。
これは、賃貸に住んでいればよく遭遇します。うちも、前の住人の郵便物が、少なくとも3度は届いています。
この場合は、1度間違った宛先の郵便物が来たら、次も届くことが十分に考えられます。
前の住人が、郵便局に「転送届」を出していてくれれば問題ないと思いますよね?
しかし、律儀に転送届を出していてくれるとは限りません。
しかも転送届は、通常ですと届出日から1年経つと失効してしまいます。
もちろん、郵便局で振り分ける義務はありますが、様々な状況で、他人宛の郵便物が紛れてしまうことがあるのです。
他人あての郵便物の対処法
「誤配達」と記入し、ポストに投函(宛名も住所も違う場合)
これは、一番お手軽。
ふせんに、「誤配達」と記入した上で、切手の箇所の周辺に貼って、ポストに投函してしまう方法です。
ふせんはどんなものでもよく、いらない紙に「誤配達」と書いて、スティックのりなどで簡単に貼り付けてしまってもいいのです。
(誤配達のときは、ふせんに住所氏名は書く必要はありません。)
もし封書などで、誤って開けてしまった場合も、補修した上で、「誤開封」と但し書きし、自分の住所氏名を合わせて記入しておきましょう。
誤開封の手順については、郵便局のホームページに明記してあります。
(参考:他人あての郵便物を誤って開封してしまいました。この場合、どうしたらいいのでしょうか?)
他人あての郵便物は、開けないに越したことはありませんが、もし開けてしまっても、「間違って開けてしまった場合」は罪になりませんので安心してください。
(故意に開けた場合は別ですよ!)
でもね、わたしが昔働いていた金融機関で、残高のお知らせが誤配達されることがたまにありました…お客様相談室に苦情モノ。個人情報って怖い…だから開けないでね!
ちなみに、郵便物ではないもの(宅配業者のメール便など)もありますので、そういった場合はそれぞれの事業所に連絡してください。
前の住人の郵便物が届いた場合
※2017年2月19日、郵便局員さまよりコメントいただいたので追記します。
「この住所にこの人は住んでいません」という付箋を貼ってポストに差し出す必要があります。
「隣の建物は同じ住所ではなく、自宅の住所は他に存在しないが、宛名の人はこの住所には住んでいない」という場合には、返送を希望するということですから、「誤配達」ではなく一度、そうやってポストに差し出していただければ、郵便配達員が持っている全住民リストからその人の名前が削除されるので、二度とその人宛てが郵便配達されることはありません。
同じ住所、前の住人のお名前だったときは、「誤配達」という付箋ではなく、「この住所にこの人は住んでいません」との注意書きが有効だそう。
コメント頂き、ありがとうございました。
しかしながら、わたしの場合、直接郵便局に申し出たものの、その後まだ前の住人の郵便物が届くことがあるので、都度申し出るしかないのかもしれません。
郵便局の「サービス相談センター」に電話する
今回の誤配達の場合、わたしはサービス相談センターに電話しました。
なぜなら、誤配達された郵便物が、返送期限が近いクレジットカード会社からの通知だったからです。
別に、ポストに「誤配達」の表示をして投函しても良かったのですが、「それでこの返送期限に間に合うのか?」と、ちょっとした親切心が芽生えてしまったからです。笑
しかも、カード会社ですしね。
(期限にはシビアですから。笑)
ということで、電話してみたわけです。
固定電話は、0120-23-28-86(通話料無料)
携帯電話は、0570-046-666(通話料有料)
(詳しくは、郵便局のホームページで確認してくださいね。)
そうしたら、オペレーターの方が、担当郵便局に誤配達のことを伝えてくれたようで、担当郵便局より30分後には電話がありました。
そしてその30分後には、おうちまで郵便物を回収しに来てくれました。
近所の郵便局に持ち込む
何か、郵便局に行く用事があれば、ついでに持ち込むのも悪くはありません。
その場合は、ポストに投函するのと同じように、「誤配達」とふせんを貼って持っていきましょう。
特に郵便局に用事がないなら、ポストか電話で十分です。
たかが誤配達、されど誤配達・・・
郵便物の中には、ダイレクトメールなど、その郵便物が届かなくても生活に困らないものもあります。
しかし、「親展」だったり、支払いの明細だったり、人には見られたくない郵便物も中にはありますよね。
個人情報がダダ漏れなのは、「はがき」。なんと言っても、書面がむき出しですからね。
特に年末年始は年賀状が配達されます。
せっかくの大切な書類やお手紙が、「誤配達」によってどこかへ行ってしまっては悲しいです。
郵便屋さんも、毎日たくさんの郵便物を仕分けしているので、間違うことだってあると思いますけれど。
でももしかしたら、間違って送られてきた方は、「またか」とだけ思い、捨ててしまったり、しまいこんでしまってりしている人も中にはいると思います。
でも、自分に置き換えてみれば、自分に届かないのはとても困りますよね。
めんどくさい事ではありますが、他人あての封書等が届いた場合は、必ず上記の3つのことのうちどれかを行いましょう。
また、もし引越しなどをする際は、必ず転送届を郵便局に提出し、1年で効力がなくなってしまうことも覚えておいてくださいね。