- いつからストロー飲みの練習を始めればいい?
- ストローマグどれを選べばいい?
- やっぱり最初はスパウトから始めた方がいい?
赤ちゃんが生後5ヶ月ごろを迎えると、水分補給に使う「マグストロー」の選び方で迷うはず。
赤ちゃんに与える水分とは、「白湯」とか「麦茶」のことです。いろいろと言われていますが、離乳食の開始に合わせて5〜6ヶ月ごろから練習しはじめればOK。
離乳食をはじめると、ウンチがどんどん固めになっていきます。
長女は、離乳食をはじめたとたんに1週間も便秘になってしまい、とても悩みました…。
そんなこともあり、できるだけ早めに赤ちゃんが自力で水分が取れるように練習してあげる必要があります。
この記事では、わが家で使ったリッチェルの「いきなりストローマグ」のレビューと練習の過程、ストローマグの選び方のコツをまとめたいと思います。
長女のときは、正直「失敗だった」と思っていたマグ選びと吸い方の練習。
次女はものすごくうまくいったので、ぜひ参考になればと思います。
最初は全部だばーって出ちゃうよ。だからゆっくりやってあげてね。
▼セットで買った方がお得です(デザインは他にもあります)
スパウトはいらなかった!リッチェル「コップでマグ ストロータイプ(いきなりストローマグ)」だけ準備
ストローマグを使うにあたって、「マグスパウト(哺乳瓶のようなタイプ)からはじめるべき?」ということも悩みますよね。
うちの子の場合、完全母乳で哺乳瓶は使っていませんでした。
哺乳瓶からステップアップしていくことを考えればスパウトは使えるかもしれませんが、直飲みおっぱいからのステップアップなので微妙なところ。
ということで、次女のストロー飲みの練習で使い始めたのは、「リッチェル Richell アクリア コップでマグ ストロータイプ 」。
スパウトはすっ飛ばして、いきなりストローから始めることに。
リッチェルのいきなりストローマグは、フタを押すと「ピュッ」と液体が出る仕組みなので、ストローで吸う感覚を覚えやすいのがメリットです。
普通のストローマグからはじめるのは厳しいのでやめておこう
ここで間違ってはいけないのは、普通のおでかけのときに持っていくようなマグストローからはじめようとすると失敗するということ。
おっぱいやミルクしか吸ってこなかった赤ちゃんは、口をすぼめてストローで吸い上げるというのは最初はうまくできません。
普通のマグストローだと、赤ちゃんが吸う力に任せるしかないので、一向に吸い上げられずうまくいかない…。しかも傾けても水分が出てくるわけでもないので、飲むこともできない。
その辺の悩みを、「リッチェル Richell アクリア コップでマグ ストロータイプ 」は解決してくれます。
リッチェルの「コップでマグ ストロータイプ」がすばらしい5つのポイント
やわらかいストロー素材で抵抗なくくわえられる
赤ちゃんのお口はデリケートなので、少しでも固かったりすると受け付けてくれないことも多いです。その点、リッチェルのいきなりストローマグは問題なくくわえてくれました。
まずは、お水を入れない状態でストローをお口に入れることからはじめます。
飲み口が楕円で、舌をからめやすい構造になっている
写真ではわかりづらいかもしれませんが、飲み口が少し楕円になっているのが特徴です。しかも、飲み口がぽってりとふくらんでいるので、より赤ちゃんが舌をからめやすくできています。
この飲み口がけっこう重要で、最初から普通のストローで飲ませようとしても絶対にうまくいきません。
最初はママやパパがフタを押してあげることで、水分が口に入る
「PUSH」という部分があって、ここを押すと中の水分が出てくる仕組みになっています。
よく紙パックなどの牛乳をあげるとき、親が手でぎゅっと紙パックを押してあげると出てきますよね。それと同じ構造です。
いきなりストローをくわえさせても、赤ちゃんはうまく吸えるはずもないので、はじめは親が補助してあげます。
- 水分を口に含ませる
- 吸い上げる感覚を知る
「PUSH」の部分が、この2つの役割を果たしてくれます。
フタを少し触ってしまっただけでも、「ビュッ」と水分が飛び出します。最初は、口に入れない状態で、ママが水分の出る感覚をつかんでから実践するのがおすすめ。
残念ながら、赤ちゃんが触っても水分が出てしまうので、コツをつかむまではそれなりに濡れてしまうことは覚悟です。
コップ飲みマグとしてもかなり優秀
うちの次女は現在1歳をすぎましたが、それでもなお、この「コップでマグ」が大活躍している理由。
1歳以降も大活躍の理由は、コップ飲みマグとしても優秀なグッズだったから。
飲み口が少しカーブしているので、赤ちゃんの口にあてやすい感じ。両手の取っ手もちょうど赤ちゃんの手にフィットする形状なので、両手でうまくバランスをたもって口まで運ぶことができます。
あと、脚が少し広がっているので倒れにくいのもうれしいポイント。
わりと雑に机に置いても、カップはあまり倒れません。すごい。
パーツが少なくて分解しやすく、洗いやすい
ストローマグというと、カビが生えやすいのが気になるところですが、このマグはパーツが少ないので分解しやすいです。
パーツは全部で4つだけ。パッキンなどもないので、毎食使っても洗いやすく、つねに衛生的に保てます。
食洗機対応なのもうれしいところ。
▼マグストローの洗い方はこちらの記事を参考にどうぞ
「コップでマグ ストロータイプ」のデメリットは漏れやすいこと
- 持ち運びには向かない(確実に漏れる)
- 子どもが振り回してしまうと漏れる
とにかく、「コップでマグ ストロータイプ」の最大のデメリットは、漏れやすいこと。
フタはついているものの、密閉ではありませんし、フタを押すと液体が飛び出すのが最大の特徴です。
お食事の時間に赤ちゃんにつきっきりのときに、パパママが補助してあげながら、ストロー飲みやコップ飲みを練習するツールと思って使えば問題ありません。
こぼれないからという理由で最初から普通のストローマグを買ってしまうと、ずーっとうまく吸えないまま悩むことになりかねません。
結局、いつから1人でストロー飲みができるようになったのか?
うちの次女がストロー飲みを練習し始めて、自分でしっかりと吸えるようになったのは生後8ヶ月ごろ。
その頃から、持ち運びできるタイプのストローマグを併用するようになりました。離乳食の量も増えてきた頃なので、タイミングとしてはちょうどいい感じ。
同じリッチェルの「アクリア おでかけストローマグ 200ml」を使用しています。ストローの飲み口が、「コップでマグ」と同じなので、抵抗なくステップアップすることができました。
▼最初からセットで購入した方がかなりお得です
忘れてはならない「コップ飲み」の練習も同時進行しよう
おでかけのときや、赤ちゃんが自分1人で行う水分補給を考えると、ストロータイプはとても便利ですよね。
だけど、本当はコップ飲みがいちばん。
ごはんを食べたあと、コップ飲みをすることで前歯などの食べかすを流してくれる働きがあります。それに、ストローより舌を動かすので、「お話をする」ようになるための重要なステップでもあります。
ということで、わたしはこんな感じにコップ飲みの練習をさせていました。
- お食事の前は、コップ飲みでお口をうるおす
- 食事中は「コップでマグ」のストローで水分補給
- 食後に「コップでマグ」のフタをパカっと取ってコップ飲み
コップ飲みとストロー飲みの練習は同時進行がおすすめ。
赤ちゃんによって、ストローが得意な子もいれば、コップが得意な子もいます。
いきなりストローマグなら、フタをするか、外すかで、どちらにも対応できるので、よりスムーズに練習できますよ。
最初から「いきなりストローマグ セット」を買うべきか?
リッチェルの「コップでマグ」を買おうと決めたときに悩んだのが、「セット買いすべきか?」という点。
メーカーも「いきなりストローマグセット」推しだし、値段的にもおトクだったので悩みましたが、わたしは単品で購入しました。(ネットで買いました。)
理由は、
- ストローの材質・形状がうちの子に合うかわからなかったから
- リッチェルの製品を使うのが初めてだったから
- もし合わなかったら、ストローマグは違うメーカーを買おうと思っていたから
とはいえ、結局おでかけ用のストローマグをリッチェルにしたことを思うと、最初からセットでも良かったです。
どうせ買うならセットで買っとけば間違いないと思う。
「コップでマグ」の直飲みタイプは必要あるのか?
それともう1つ悩んだのが、「直飲みタイプ」の存在。
ストローではなく、フタに切れ目が入っていて、傾けると水分が出てくるコップ飲みの練習タイプです。
うちはなくても特に問題なかったよ。
直飲みの練習は、フタを取ってつきっきりで見てあげれば十分にできるし、結局持ち運べるわけでもないので使う出番はなかったのかなぁと。
ただし、Amazonの口コミではかなり高評価なので、コップ飲みに重点を置いて練習するなら活用してみてもいいかなぁと思います。
「いきなりストロー」「直飲み」「おでかけマグ」をとりあえず全部そろえたい方へ。アカチャンホンポの限定セットがおすすめ
アカチャンホンポには、リッチェルのマグのデザイン限定セットがあります。
最初から、「コップでマグ ストロータイプ」、「直飲み用のフタ」、「おでかけストローマグ 200ml」の3点セットになっています。
おでかけストローマグに「スリット弁」が付いていて、さらに漏れ安心
アカチャンホンポ限定モデルがおすすめな理由がもう1つあって、それはおでかけストローマグのストローの形状。
おでかけストローマグは、しっかりとフタを閉めればほぼ漏れないんですが、フタを開けたまま置いておくと水分が上がってきてストローから水が出てきてしまいます。
これを防ぐ「スリット弁」がついたものがアカチャンホンポに売られています。
ただし、スリット弁があることで、子どもがストローで吸いにくそうという口コミもあるので、うまくいかないようでしたら通常のストローの飲み口に変えてあげましょう。
デザインは?人気で持っている人が多いので、「かぶり」を防ぎたいなら限定デザインを選ぼう
うちの子が使っているストローマグは、どこでも買える通常デザインです。Amazonや楽天などのネットでも売っているし、西松屋でも普通に買えます。
キャラクター系のラインナップ(どこでも買える)
スヌーピー(おでかけストローマグのみ)
ミッフィー(おでかけストローマグのみ)
ママ好みの色を選んで、少しでも「練習の時間」を楽しくしましょう。