妊娠中は、まったく「足のむくみ」の症状がなかったので、なんの準備もしないまま産後を迎えました。
「産後のむくみ対策の着圧ソックスって、どれ買えばいいの?」
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
看護師さん、助産師さん、産婦人科の先生や友人みんなに「足がむくんでいる!」と指摘されたわたしは、急いで着圧ソックスを調達しました。
はじめに選んだのは、近所のドラッグストアなどでもよく見かける「メディキュット」。
寝ながら足のむくみを手軽にケアできる着圧ソックスです。手軽に手に入るし、お値段もお手頃なので、初めて着圧ソックスを選ぶなら選択肢に必ず入るはずです。
わたしが感じた「メディキュット」の効果と、着用の感想をまとめたいと思います。
▼メディキュットもとてもよかったんですが、さらなる締め付け感を求めて「スラリスリム」という着圧ソックスも使いました。
こちらも引き締め効果抜群で足がラクになりましたよ。
https://www.bonjinshufu.com/archives/6760
夏の暑い夜でも不快感のない着圧ソックス「メディキュット スーパークール」
足のむくみに悩んだ次女の出産は、真夏。8月の初旬という、暑い時期まっさかりのときでした。
普段なら、靴下を履くなんてとんでもない季節。こんな暑い夏に、いくら着圧ソックスが必要だとしても、一晩中靴下を履いて寝るなんて耐えられない!と思ったわたしは、夏用のメディキュットを購入。
数ある着圧ソックスの中からわたしが買ったのは、「寝ながらメディキュット スーパークール ロング」です。
夜寝ている時に履きたかったのと、暑い夏の夜でもつけ心地が良いものがよかったからです。
そして何と言っても、「着圧ソックス=メディキュット」ぐらい有名で、聞いたことがあるという安心感も、急いで購入した決め手になりました。
ロング丈の「寝ながらメディキュット」の長さは約70センチ。Lサイズを購入
この「寝ながらメディキュット」はロング丈で、かかとから太もも部分までの長さは約70センチほど。ニーハイソックスの丈です。
サイズ展開はMとLの2種類。身長160センチ、普段ウエスト67〜70程度のズボンを履いているわたしは、迷わずLを購入しました。サイズ感としてはちょうど良かったです。
足首、ふくらはぎ、太ももそれぞれに、締め付け感が異なり、履き心地も抜群。
メディキュットの「hPa」は3段階
「hPa(ヘクトパスカル)」という単位で着圧ソックスのしめつけ具合が変わります。
メディキュットの場合は、
- 足首 21hPA
- ふくらはぎ 16hPA
- 太もも 11hPA
となっていて、一般的に効果的とされる着圧具合になっています。数値が大きいほど、着圧が強い(締め付けが強い)単位です。
寝ている夜に足がつりそうになった時に「メディキュット」の効果を実感
バセドウ病の治療中から、妊婦、産後と、つねに足がつることに悩まされていたわたし。
購入して初めてメディキュットを着用した夜も、寝ているときに足がつりそうになりました。
が、足がつる寸前で奇跡的に落ち着いたのです。
間違いなく、これはメディキュットを履いていたおかげ。
要所要所で、ぐっと筋肉を引き締めてくれていたので、最後までピーンと足がつらずに済みました。
スーパークールの使い心地はどう?暑苦しくないので履いていても気にならない
わたしが購入したのは、ひんやり効果が6時間持続というメディキュットスーパークールです。(現在は、12時間持続という商品が出ています。)
「クールダウンスポット集中冷却」という機能が搭載されているのが特徴。接触冷感素材を使用することで、熱を発散しやすくしてくれるそうです。
正直、履いていて、ひんやり涼しいという感覚はあまりありません。
着圧ソックスで締め付けられていますし、そもそも血行が悪くなっているので、足の感覚が鈍いこともあるかもしれませんが。
でも一晩履いていても、暑がりなわたしが「脱ぎたい!」と思うほど暑さは感じないので、やはり暑い夏に適した素材のメディキュットであることは間違いありません。
ちなみに、産後の時期がすぎてからも、「今日、足がだるいな」というときは、季節関係なく冬でもこのメディキュットを履いて寝ています。夏用を買っておけば、1年中使えます。
速乾素材というのも、うれしいポイント
夜寝るときに着用して、朝起きたら洗濯。その日の日中には乾くので、洗い替えが必要ないのもうれしいところ。着圧ソックスって、けっこう高いからありがたい!
ロングサイズのメディキュットの最大の欠点は、”太もも部分が丸まる”こと
わたし、足が太いんです。しかも産後ですので、通常よりさらに太いんです。
これ、ロングタイプの着圧ソックスの唯一のデメリットなんですが、どうしても太ももの部分が、くるりんと丸まってしまう…。
この丸まりが、余計な不快感になってしまいます。
太もも部分の丸まりが心配な場合は、スパッツタイプのメディキュットか、ハイソックスタイプ(ひざ下丈)を選ぶようにしましょう。
わたしはこうやって太ももの丸まりを防いでいる
普通にしているとどうしてもまるまるので、端を内側に折り返して履いています。こうすることで、いくらかではありますが、丸まりを防ぐことができます。
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▼ひざ下のショート丈なら、普段使いもしやすい
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産前産後の骨盤サポートは「トコちゃんベルト」でグッと締め付けが効果的。
わたしは、次女を産んですぐの分娩台で、助産師さんにガッチリ巻いてもらいました。
「寝ながらメディキュット」を数ヶ月使用してみた感想
次女の出産後、普段の生活でも足のむくみが気になり始めました。
原因は運動不足。
長時間歩いたりすると、夜足がだるくて気になって眠れない…なんてことがよくあります。そんなときは着圧ソックスにお世話になり、足を高くして寝ています。
- 涼しいメッシュ素材はうれしいが、よく引っかかってしまいほつれる
- 足の甲の部分のリブのほつれが激しい
- 今のところ伝線はない
- 着圧の加減が落ちたという感もない
- 太もものリブが意外と弱い(丸まりやすい)
わたしが購入した「寝ながらメディキュット」は夏仕様なので、涼しい素材というのがポイントではあるものの、生地がメッシュで薄めにできているので、その点ではほつれやすく強度的が低めなのかな…というところ。
また、太もものリブがやわらかく、巻きグセがついてしまうと丸まりやすくなってしまうので、不快感に繋がります。
でも寝る前に足がだるい日も、「寝ながらメディキュット」を履いて寝れば、次の日の朝にはスッキリ起きれることは間違いありません。
「着圧ソックスを履く=痩せる」ではないので注意
もしかしたら、産後ダイエットがしたくて着圧ソックスを探している方も多いかもしれません。
が、着圧ソックスを履いただけでは、産後のダイエットにはなりません。
そもそも、足のむくみの原因は、水分をため込んでしまうこと。その水分を、静脈にのせて心臓に戻す働きを手伝ってくれるのが着圧ソックスの役割です。
足がむくんでしまうと、足が太くなってしまいますので、着圧ソックスを履いて効果があれば、見かけ上は痩せたように見えます。
しかしながら、脂肪などを燃焼しているわけではないことを確認しておきましょう。
一刻も早く「メディキュット」を手に入れたい場合は「LOHACO」がおすすめ
1人目の出産のときは冬の出産だったのと、少し若かったためか、まったく産後の足のむくみには悩まされませんでした。
なので、次女の出産での足のむくみは、寝耳に水。
一切「足がむくむこと」を気にしていなかったので、着圧ソックスの準備なんてしていませんでした。
それで急いでインターネットでいろいろ調べて、メディキュットスーパークールを購入したのですが、一刻も早く欲しかった。
しかも、産後の入院中で自分でお買い物に出かけるわけにもいかず…。似たような商品がたくさんあるので、誰かに頼んでも、お目当ての商品をバッチリ買ってきてもらえる保証はありません。
ということで、LOHACOで注文。1,900円以上で送料無料なので、メディキュット1足でほぼ条件を満たします。条件満たさなくても、おむつやドリンクなどを買えば軽く1,900円の条件はクリア。しかも、その辺のお店より安い!
そしてロハコなら、注文した翌日には到着します。
なので、「メディキュットがとにかくすぐ欲しい!」という場合には特にロハコがオススメです。
かわいい赤ちゃんのお世話も大切ですが、自分自身のカラダのメンテナンスもぜひ大事にしてくださいね。
amazonや楽天、yahoo!などでも購入可能
わたしはロハコで購入しましたが、もちろん定番のAmazonや楽天などでも取り扱いがあります。
近所のお店より、ネットで購入した方がお値段も安いですよ!
着圧ソックスの購入の際は、サイズを間違えないように気をつけてくださいね!
足のむくみと着圧ソックスの使用についての注意点
- 着圧ソックスを使用する際は、長時間の着用は避ける
- 足のむくみが長引く場合は、セルフケアはやめてお医者さんに相談する
わたしの場合は、メディキュットを夜のみの着用にして、昼間は何もせず。ずっと着用していても、逆に血行が悪くなることもありますし、蒸れるのでオススメできません。
また、産後の足のむくみは、一時的で、カラダが戻るまでの辛抱なので、できる限りのセルフケアをして様子を見ていいかと思います。ですが、あまりにも足のむくみの症状がつらい場合には、病院の先生に相談しましょう。
血栓などになっては大変です。