お風呂場にある鏡。
気づいたら水垢汚れで鏡が真っ白にくもってしまい…、全然姿が映らない!!なんてことはありませんか?
お風呂場の鏡と言えば、常に湿っているので水アカ汚れがつきやすいところですよね。
くもってしまった鏡は、市販のお風呂用の洗剤をつけて擦っても落ちないし、水アカに強いクエン酸でスプレーしても落ちない…。さて、どうしたものか。
そうしたら、テレビで「鏡にクエン酸をつけ、ラップでパックして落とす」という方法を見かけました。
鏡のウロコ汚れ落としに準備する3つ
- クエン酸水(スプレーボトル500mlにクエン酸粉末大さじ2を入れたもの)
- クエン酸(粉末)
- ラップ
▼クエン酸はこちら。100均でも手に入りますよ。
実際にやってみたら、たしかにちょっとは効果があったよ。だけど長期間放っておいた頑固な水垢は、クエン酸とラップだけでは落とすのが厳しい印象でした。
この記事では、家事えもんが実際にテレビで紹介していた方法で、お風呂場の鏡のお掃除をしてみましたので、その様子と水アカ汚れ落としのコツについてまとめます。
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水アカで白く曇った鏡のお掃除にクエン酸とラップを使う理由
わが家の水垢だらけのお風呂の鏡です。
鏡が真っ白だね。これじゃ、顔がよく見えないよ。
この鏡の白い曇りの原因は「水アカ」です。
そもそも、「水あか」ができる原因は、水に含まれるカルシウムやマグネシウム(いずれもアルカリ性)が、水が乾く際に結晶化していき、白くこびりついてしまうため。
この水アカのアルカリ性の成分を中和するのが、「酸性」のもの、つまりここではクエン酸になります。
少しぐらいの水アカなら、クエン酸を薄めたスプレーで磨けば大丈夫。でもこうなってしまうと、つけ置きが必要です。
残念ながら鏡は水につけ置きが難しいので、「ラップでパック」というスゴ技が使えるんですよ。
▼他にも活躍する「クエン酸」の使い方をまとめた記事はこちらを参考にどうぞ
それでは詳しく鏡の水アカ落としについて解説します。
鏡の頑固な水アカ汚れ落としの手順を解説
まずはクエン酸水で鏡をパックして汚れをゆるませる→1時間程度放置
まずはクエン酸水を鏡全体にスプレーします。
クエン酸水で濡れた状態で、ラップをペタペタ貼っていきます。
しっかりラップと鏡が密着するよう、軽く手でおさえてくださいね。
ここから1時間放置します。
ラップを丸めてクエン酸の粉末で鏡を磨く
ラップのクエン酸パックをして1時間経ったら、鏡に貼ってあったラップをはがし、そこへ粉末のクエン酸をのせます。
クエン酸の粉末は、実際に手で触ってみるとわかりますが、ザラザラしていて意外に粒が大きいんですよ。研磨効果が期待できます。
このクエン酸の粗めの粒子で、アルカリ性の水垢を中和させながら、水垢を削っていくようなイメージです。
スポンジには表面に穴がたくさん空いていて、粉末が穴に入り込んでしまうのでうまく磨けません。ラップなら表面に粒子を残したまま鏡を磨けるので、とても効果的ですよ。
ということで、クエン酸の粉末をのせたラップでゴシゴシ磨いて行きます。
鏡が濡れているいるうちにゴリゴリと磨きましょう。
鏡を水で流して、乾いた布で拭き上げる
ラップで磨いて、鏡の表面が乾いてきて白くなってきたら、水で流しましょう。
水アカのウロコ汚れで真っ白だった鏡が、蘇りました。
でもよく見ると、まだ少し鏡の表面に少し水垢が残っていますよね。
テレビでは、シャワーをサーっと流して、「わぁ、すごいわぁ!」という演出でしたが、実際には、1度ではきれいさっぱりとは行かないようです。
しかし、最初の写真に比べれば、見違えるように綺麗になったことは間違いありません。
▼シャワーのステンレスの蛇口もクエン酸パックが効きます(手順をまとめた記事はこちら)
クエン酸パックをしてみたけど、鏡の水アカ(ウロコ汚れ)がまだ気になる時の対策は?
クエン酸でラップパックをしても、水垢が取れなかった!という方も多いかもしれません。
そんなときは、ダイヤモンドパッドで削り落とすのが効果的です。
ダイヤモンドパッドは、100円ショップでも手に入りますよ。
ダイヤモンドパッドでのお掃除は、硬いスポンジで鏡の表面の結晶化した水アカを削り落としていくようになります。やり方によっては、鏡に傷が残ってしまう可能性がありますので、賃貸などでは特に気をつけてくださいね。
▼鏡に特化したダイヤモンドパッドもありますよ。
鏡のウロコ汚れを防ぐ!毎日のお手入れのポイントを押さえよう!
せっかくお掃除しても、毎日鏡に水滴が付いたままでは、真っ白な水垢のこびりつきは再発してしまいます。
普段から鏡の水アカ汚れを防ぐためには、「水滴をつけたままにしない」ということが大切です。水切りワイパーで、水滴をしっかり切りましょう。
水切りワイパーで鏡の水滴を取ることにより、お手軽に水気を切ることができ、鏡の水垢を防ぐことができます。
水垢がつかなければ掃除する必要ないもんね。
ちょっとめんどうではありますが、実践してみてくださいね。
お風呂掃除に困ったら
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気になる汚れ、一度リセットしよう。
▼お風呂掃除の手順についてまとめた記事はこちらも参考にどうぞ