お洋服に漏れてしまった赤ちゃんの黄色いうんち、なかなか汚れが落ちず黄ばみが残ってしまい困っていませんか?
月齢が進むと、赤ちゃんの1日のうんちの回数が減って、その代わり1回分が大量になるんだよね。
紙おむつは新しいものに替えればいいものの、背中や横から漏れてしまったうんち汚れで、ロンパースが黄色く染まってしまってがっかりしているパパママも多いはず。
実はこの黄色いシミ、普通にお洗濯しても全然取れません。
赤ちゃんのうんち漏れのシミ汚れを取る方法
- 洗濯用固形せっけんでこすり洗いをする
- それでも落ちなければ、粉末の酸素系漂白剤につけ置きする
少しぐらいの汚れなら、ウタマロせっけんでこすり洗い(予洗い)して、洗濯機で洗濯すればほぼ解決します。
※ウタマロ石けんを使用した洗濯方法は、こちらの記事も参考にどうぞ。
この記事では、洗濯用固形せっけんで落ちないような壮大なうんち汚れの洗濯方法についてご紹介します。
赤ちゃんの黄色いウンチのシミは「酸素系漂白剤」できれいサッパリ洗濯しよう!
そこで赤ちゃんのウンチ汚れの洗濯にオススメしたいのが、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)です。
酸素系漂白剤は、塩素系の漂白剤と違って、臭いはキツくなく、赤ちゃんのお肌にも自然にも優しい漂白剤です。
液体のものもありますが、粉末タイプを使用することをおすすめします。有名な商品で言えば、オキシクリーンも酸素系漂白剤ですよ。
おうちに粉末タイプの酸素系漂白剤を常備しておけば、普段のお洗濯に、台所の漂白に、洗濯槽の掃除に…と大活躍です。
▼赤ちゃんのお洋服には無添加のシャボン玉せっけんの製品は特に安心して使えますよ(哺乳瓶の消毒もできます)
▼日本版オキシクリーンも界面活性剤不使用で赤ちゃんのお洋服にも安心して使えますよ
それでは酸素系漂白剤を使った、赤ちゃんの黄色いウンチのシミの落とし方をまとめていきます。
酸素系漂白剤を使った赤ちゃんのうんち汚れの落とし方の手順
今回ウンチ汚れを落とすのは、コチラの写真のロンパース。
ウンチ漏れが凄まじすぎたので、一応モザイクかけておきました。一応。
もしうんち汚れが付いてしまったら、できれば早めに酸素系漂白剤を使った洗濯作業をすることをおすすめします。
まずはドロドロしたうんち汚れ部分をぬるま湯洗いする(手袋着用)
赤ちゃんのウンチ漏れのシミがどの程度の範囲かにもよりますが、ぬるま湯かお湯で落とせるだけ汚れを揉み出してください。
その際、できる限りうんち汚れを広範囲に広げないように気をつけてください。
万が一の感染症などを防ぐため&漂白剤から自分のお肌を守るためにも、ゴム手袋の着用をおすすめします。
40度以上のお湯を準備、酸素系漂白剤を投入し30分ほどつけおき
わたしは洗面台に栓をしてつけおき作業をしています。
もちろん洗面器やバケツでもOK!
40度以上のお湯を用意し、ここにシミのついてしまったお洋服をつけおきします。
そして、お湯を張ったシンクに、山盛り大さじ1杯程度の酸素系漂白剤を投入します。
ぐるぐるとかき混ぜ、酸素系漂白剤をよく溶かし、このままお湯が冷めるまで放置します。
汚れがひどい時は、途中様子を見て、もみ洗いすると効果的です。
なぜ40℃のお湯がいいの?
それは、酸素系漂白剤が1番活性する温度が、38度~40度だからです。酸素系漂白剤は、冷たい水だとあまり汚れ落としの効果を発揮しないので注意してください。
酸素系漂白剤につけおき後、すすいで、いつもの洗濯と一緒に洗濯機へ
漬けおきが終わったら、漂白剤の入ったお水を捨て、軽くすすぎましょう。
そうしたら洗濯機に他の洗濯と一緒に入れて、いつもどおりの洗剤で洗濯すればOK。
念のため、洗濯機でのすすぎは2回以上することをおすすめします。
おひさまの力は偉大!天日干しを推奨
光の加減で少し色が変ですが、こちらが汚れ落とし後のお洋服になります。
ウンチがべっとりついたことを忘れるほど、まったく黄色いシミが気にならなくなりました。
食べこぼしやうんち汚れなどの汚れは、天日干しをすることで薄くなることがあります。できれば外干しを試してみてくださいね。
他にも赤ちゃんや子供服の洗濯に知っておくと便利な方法をまとめている(→詳しくはこちら)ので、ぜひご覧になってみてくださいね。
▼うんち汚れに効く洗剤はこちらです
酸素系漂白剤を使ってのお洗濯の注意点
- ウールや絹などの素材には、酸素系漂白剤の使用は向きません
- 絶対に色落ちしないとは言えませんので、心配なようでしたらお洋服の端などで確認してください
- あまりゴシゴシと擦ってしまうと、生地を傷める可能性があります
今回の見本のお洋服は、綿100%です。
冬物のお洗濯の場合は、生地にウールなどが入っている場合があるので、特に注意してください。
また酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べて色落ちしにくいのがメリットですが、染色の仕方によっては色落ちすることもあります。
赤ちゃんのお洋服には界面活性剤不使用の酸素系漂白剤がおすすめな理由
実は、酸素系漂白剤にも種類があって、
- 過炭酸ナトリウム100%の酸素系漂白剤
- 界面活性剤入りの酸素系漂白剤
この2種類が売られています。
界面活性剤入りの酸素系漂白剤で代表的なのは、コストコに売っているアメリカ版オキシクリーンです。
もし洗浄力で選ぶなら、界面活性剤入りの方が上です。コストコに行けるなら、コスパも抜群ですよ。
お肌に優しいのはどっち?と言えば、界面活性剤不使用タイプの酸素系漂白剤がおすすめ。
生まれたばかりの赤ちゃんは、お肌が敏感ですし、もしかしたらお肌が弱い体質かもしれませんよね。
つまり、赤ちゃんのお洗濯に使用するなら、より自然派の洗剤である過炭酸ナトリウムの酸素系漂白剤を使っていれば安心です。
ちなみに酸素系漂白剤は、うんちの黄ばみのお洗濯だけでなく、食べこぼしや吐き戻しの多いスタイ(よだれかけ)の漂白はもちろん、哺乳瓶や食器類の漂白などキッチンで使用することもできます。
これから赤ちゃんが生まれる方、初めての育児で想像を絶する汚れものや除菌・漂白の仕方に困っている方は、おうちに酸素系漂白剤をひとつ常備しておくと安心ですよ。
▼どちらの酸素系漂白剤も、界面活性剤不使用ですよ。