ワイシャツは、長袖の方がアイロンがけがめんどくさい。しかも上手にできない。
そもそも、どうやってワイシャツのアイロンがけをすればいいのかわからない。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
結婚したてのわたしは、まさにそんな感じでした。
- アイロンをかけたはずなのに、シワシワだったり。
- 肩周り、袖口がうまくアイロンがかけられなかったり。
- 長袖の袖の部分の折り目が、うまくつけれれなかったり。
今でこそ、短時間でパパッとワイシャツのアイロンをかけられるようになりましたが、最初はかなり苦戦しました。
ワイシャツのアイロンがけは、ポイントさえ掴めば決して難しいことではないので、この記事ではコツを伝授したいと思います。
ワイシャツのアイロンがけでうまくいく5つのコツ
- ワイシャツの袖の折り目は縫い目に合わせてピシッとつける
- えり、肩周り、胸周り、袖口の生地の厚い部分がしっかりできていればOK
- 裏側からアイロンをかけるとうまくいく
- ワイシャツのアイロンがけは、濡れた状態でやった方がラク
- 100均で売っている「アイロングローブ(ミット)」で細かい部分の仕上げを
こんなことを言ってしまってはアレなんですけど、ワイシャツの裾ってスラックスの中にはいってしまうじゃないですか。
そう考えると、アイロンはワイシャツの上側(顔の近く)を重点的にやればOKってことです。裾は、多少シワが残っていても、どうせシワになるのでさほど気にしません。(旦那さんと相談してください。)
あとポイントとしては、ワイシャツのアイロンがけは濡れた状態でやった方がパリッと仕上がります。
わたしの場合は、洗濯してそのまま干さずにアイロンをかけてから干しています。それができないときは、霧吹きスプレーで水を吹きかけてシワ伸ばしをします。
ワイシャツの場合は、スチームアイロンでスチームをガンガン出して伸ばすというより、生地を濡らした状態でドライアイロンをかける方がうまくいくコツだと覚えておきましょう。
ワイシャツのアイロンがけのポイントと順番
まずは生地の厚い「えり」「肩ヨーク」「袖口」からはじめよう
アイロンがけをはじめるにあたって、生地の厚い部分からはじめます。
あとで他の部分のアイロンをかけるときもシワになりにくいからです。
ということで、えりを立てた状態でオモテ→ウラとアイロンをかけることからはじめます。
肩ヨーク(えりの下の背中側)は、写真のようにアイロン台にかぶせるようにしてアイロンをかけます。
ちなみに、肩周りは最後にダイソーのアイロングローブを使用して仕上げをするので、このときは肩ヨークに重点をおいてアイロンがけをすればOKです。
袖口は、スーツから見える部分でもあるのでしっかりやります。
とは言え、内側にアイロンをあてて、ぐるりと動かせばOK。裏側からアイロンをかければ、ボタンを気にする必要がないので楽チンです。
シワが気になる場合は、表側からもかけると、うまく仕上がります。
ワイシャツの袖に折り目をしっかりつけよう
ワイシャツの折り目の付け方は諸説あって、
- 肩の縫い目に合わせて折り目をつける
- 袖の縫い目に合わせて折り目をつける
とありますが、わたしは袖の縫い目に合わせて折り目をつけるようにしています。だってその方がラクだから。
ということで、アイロンをあてる前に、手で袖の縫い目(脇側)をしっかり折って、手でアイロンをかけるようにして袖全体を伸ばします。
こうすることで、手の感覚で下の生地がシワになっていないかわかりますし、袖の折り目が曲がってしまうという心配もありません。
手で折り目やシワなどを確認したら、生地を引っ張りながらアイロンをかけていきます。
ひっくり返して、裏側からも同じように袖の折り目を仕上げます。
ボタンの付近は、アイロンの先端を使って伸ばしましょう。
「身ごろ」はすべて裏側からアイロンをかけよう
まずは、ボタンの穴があいている面からはじめます。
ここはラクラクすいすいかければOK。アイロン台にめいっぱい広げて、裏側からアイロンをかけていきます。
下側がかけられたら、肩の方を。ポケットは最後に、ダイソーのアイロングローブで仕上げます。
肩周り、えり下、袖との縫い目にアイロンをあてて、シワを伸ばしていきます。
ボタンがある側も、同じようにアイロンをかけていきます。
ボタンの部分は、上からまっすぐアイロンをかければOKです。裏からなら、ボタンの存在があまり気になりません。
後ろ身ごろも、アイロン台にめいっぱい広げて、裏からかけます。
ワイシャツによって、プリーツの入り方が違うんですが、裏からアイロンをかければどんなカタチでも大丈夫。
まず、プリーツ部分をアイロンがけしてから、広い面のアイロンがけを行います。
上側からかけていき、下にずらしてアイロンをかけていきます。
最後の仕上げはアイロングローブ(ミット)で
ポケットは、アイロングローブを使うとカンタンにシワが伸ばせます。
立体的な縫製になっている肩周りもアイロンがかけにくいのですが、アイロングローブがあれば超カンタンです。
しかもアイロングローブなら、最後にハンガーに吊るしてみて、うまくアイロンがかけられていなかった部分の仕上げに使うことができるので、あるとおすすめです。
100円ショップで買うことができます。
アイロンじわがついてしまった時のリカバリー方法
アイロンがけしていて、最初のうちは、「アイロンじわ」がついてしまった!ということがあります。
シワがついてしまう原因は、
- 生地をしっかり手で伸ばしていなかった
- アイロンを持たない方の手で、生地を押さえていなかった
- アイロンをあっちこっちに動かしてしまった
ということが考えられます。
アイロンをかけるときは、しっかり生地を押さえて引っ張りながら、アイロンは常に同じ方向に動かしましょう!
もし、アイロンじわがついてしまったら、霧吹きで濡らせばカンタンにリセットできます。
コツさえつかめば、5分でワイシャツ1枚のアイロンがけ終了!
ワイシャツのアイロンがけ初心者時代のわたしは、1枚アイロンがけするのに10分以上かかってしまっていました。
- アイロンをかけてもかけても、うまくシワが伸びない…
- アイロンじわがついてしまった…!
なんてことは日常茶飯事でしたが、
- 生地は濡らして
- 生地の厚い部分から
- 袖の折り目は、袖の縫い目に合わせて
- 身ごろは全部裏側から
- 細かいところは、アイロングローブを使う
こんなことをポイントにアイロンがけをしていたら、苦手なアイロンがけもかなり時短になりました。
ぜひ、アイロンがけがめんどくさくて辛い方は、ポイントを抑えて、ささっと終わらしてしまいましょう!