「電気ケトルの底に白い水垢がついてしまって、気になる…」
うちは毎日のように、ティファールの電気ケトルを使用しています。水を入れてスイッチを入れるだけで、すぐお湯が沸かせるので、めちゃくちゃ重宝しています。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
そんな便利な電気ケトル、「水しか沸かさないからキレイ!」だと思い込んでいませんか?
電気ケトルをよく見ると、ステンレスの側面や底の部分は白い水垢汚れでびっしりなんです。
「水垢」とは?
水垢とは、水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムが結晶化して白くなったもののこと。放っておくと、どんどん結晶が固くこびりつき取れにくくなってしまいます。
お風呂の鏡が真っ白になってしまうのも、原因は一緒です。
「クエン酸」があれば、電気ケトルの水垢を簡単に落とすことができる
電気ケトルの水垢の洗浄に使うのは、「クエン酸」です。
100均に出かければ、お掃除コーナーに売られています。試しに使ってみるなら、100均のクエン酸で十分。
もちろん、電気ケトルの洗浄以外にも、おうちの中のさまざまなお掃除に役立つので、一家に1つクエン酸を常備しておくのがおすすめ。
▼クエン酸の得意な汚れ落としについてはこちら
重曹やセスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤のそれぞれの役割を理解すると、お掃除がグッとラクになりますよ!
クエン酸洗浄前の電気ケトルの水垢のようす
まずは洗浄前のうちの電気ケトルのようすから。
少し見えづらいかもしれませんが、底に水あかがびっしりついています。
水滴に見えるのは、全部水あかです!
この水垢をキレイにしていきます。
電気ケトルの洗浄で準備するもの
- クエン酸 小さじ2杯
以上!!
ちなみに、わが家のティファールの電気ケトルの容量は、0.8mlです。
ということで、1リットルの電気ケトルなら、大さじ1ぐらいが適量です。正直、目分量で大丈夫。
それでは、電気ケトルにクエン酸の粉末を投入しよう
電気ケトルの中に小さじ2杯弱のクエン酸を投入します。そして、満水の水を入れる。水を入れてから、クエン酸の粉末を入れても大丈夫です。
混ざっちゃえば一緒だから、順番は気にしなくてOK!
電気ケトルのスイッチを入れて、沸いたら30分程度放置。その後、もう一度沸かす
クエン酸投入後、電気ケトルのスイッチを入れて通常と同じくお湯を沸かしてください。
クエン酸が「しゅわしゅわー」っと音を出し始めますが、溢れることはありませんので大丈夫。湯沸しが終わるまで、放っておきましょう。
うちのティファールの電気ケトルは約3分でお湯を沸かし終わり、自動でスイッチが切れます。
沸かし終わったところで、30分ほど放置。
その後、もう1回スイッチを入れて沸かし直しましょう!
放置後に再度沸かすことで、汚れがさらに浮きやすくなる!
鏡のクエン酸パックと同じ要領で、沸かしたクエン酸水につけておくことで、水垢の結晶がゆるくなります。そこでもう一度沸かすことによって、水垢汚れを刺激し、汚れを落としやすくなります。
フタを開いて、ケトルの中を水道水でゆすいだら完了!
さあ、クエン酸洗浄後の電気ケトルの蓋を開けてみましょう。
底の部分に白くこびりついていた水垢がとってもキレイになりました。
この写真の状態は、クエン酸入りのお湯を流して、水道水でゆすいだだけ。
とくに磨いてもいないのに、水垢が取れてこんなにピッカピカになるんです。
電気ケトルの洗浄は、どれぐらいの頻度ですべき?
水垢自体は、カラダに悪い影響を及ぼすとかそんなことはないです。
でも、おいしいお茶やコーヒーを飲むのに、底が真っ白のケトルで沸かしたお湯で作るっていうのも、なんだか気分が悪いですよね。
ということで、気になったら水垢の洗浄をやろう!ぐらいの心構えで大丈夫です。
電気ケトルの洗浄といっても、クエン酸を入れて沸かして放置するだけなので、さほど手間はかかりません。
2〜3ヶ月に1回ほどやっておけば、間違いありません。
ハイター(塩素系漂白剤)で電気ケトルの洗浄をしてはいけないの?
よく、茶渋を取ったり、殺菌・漂白するのに使うキッチンハイター(塩素系漂白剤)。
塩素系漂白剤で電気ケトルの洗浄はしないでください。そもそも。塩素系漂白剤の説明書きには、「金属製の用品・用具には使えない」と書いてあります。
電気ケトルの内部はステンレスなので、腐食させてしまったり、金属を傷めてしまう可能性があるので、塩素系漂白剤のつけおきによる電気ケトルの洗浄はしないでください。
酸素系漂白剤もやめておこう!
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、温度が上がると発泡して泡がブクブク出てきます。電気ケトルの思わぬ故障につながりかねないので、酸素系漂白剤での洗浄もやめておきましょう。
電気ケトルの外側のふき取り掃除には、セスキ炭酸ソーダが便利!
電気ケトルの内部の汚れは主に水垢ですが、外側の黒ずみ汚れは「手垢」が主です。
手垢のふき取り掃除には、セスキ炭酸ソーダが効果的。
クエン酸と同じく、100均に出かければ粉末の状態で売られているので、合わせてストックしておくのがおすすめ。
使い方は、セスキ炭酸ソーダを水に溶かした状態でふきんに含ませs、拭き掃除をするだけでOK。白く残ることがあるので、その場合は水だけを含ませたふきんで仕上げをするとスッキリキレイになりますよ!
ケトル専用の洗浄洗剤を使うより、クエン酸の方がコスパ抜群!
電気ケトルの水垢洗浄をする、専用の洗浄剤も売られています。3回分で300円程度で購入することが可能です。
もちろん、専用の洗浄剤を使って電気ケトルをお掃除すれば安心ではあるものの…。
汚れ落ちはクエン酸でも申し分ないし、何と言ってもコスパが抜群です。
たったの100円で、最低10回はケトルの洗浄ができるってすばらしい!
ということで、どうしてもこびりついて取れない困った水垢の結晶ができているならば専用の洗浄剤に頼るとしても、普段のちょっとした洗浄ぐらいならクエン酸で十分です。
クエン酸を購入するときは、粉末のものを選んでくださいね。
▼クエン酸は水回りのお掃除にとってもおすすめですよ!