こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
熊本・大分で地震災害に見舞われた方々が、早く元の暮らしが取り戻せるよう、長野から応援しています。
今回の地震は、「熊本で、まさか!」というのが正直な感想です。
でも自然災害って、被害に遭うときはみんな「まさか」だと思うんです。
まさかの災害時に、避難する際に最低限持ち出したいものをまとめます。
まずは命!当たり前だけど、いちばん大切。
普段から、自分にとって必要なものは人それぞれです。
でも、命を落としてしまっては……。
まずは自分の命と家族の命を全力で守りましょう。
そして、その次に大切なのは資産について考えてみたいと思います。
着の身着のまま避難したとしても、最低限持っていきたいもの、用意しておきたいものについてまとめていきます。
身のまわりの貴重品類(普段から持ち歩いているもの)
- 財布(現金)
- 免許証・健康保険証等の身分証明書
- 家や車のカギ
- 持病の薬(お薬手帳)
- 携帯電話
- 母子手帳(妊婦さんや子供が小さい場合)
印鑑・通帳は必ずしも持ち出す必要はない
よくテレビなどで「通帳と印鑑持ってかなきゃ!」なんて場面に遭遇します。
クレヨンしんちゃんの映画で、みさえが「命の次に大切なひろしの通帳と印鑑が~!」と叫んでいたのを覚えています。
実際には、お金をおろす際に通帳と印鑑は必ずしも必要ではありません。
どっちかといえば、キャッシュカードを持っていれば、かさ張りませんし、口座番号もわかって便利です。
(といっても、停電したらATMが使えないことも考えられますが。)
通帳・印鑑は、万が一なくなってしまっても、身分証明さえあれば再発行もできます。
防犯上心配なら、取引銀行に電話連絡して、入出金をストップしてもらうことだって可能です。
また災害時は、特例で身分証明書の提示さえあって、本人確認ができれば、現金の払い出しの対応してくれる場合もあります。
手元に通帳がなくとも、口座番号だけでも控えておくと、対応がスムーズになります。
ということで、通帳と印鑑を持ち出すなら、むしろ家の中で通帳と印鑑を別に保管して、防犯に備えておいたほうが無難です。
身分証明書は必須。自分を証明できれば、どんな手続きも早い
上記通帳・印鑑の理由でも、身分証明書の必要性を書きました。
また自分に何かあったとき、身元も判明しやすくなりますし、家族に連絡を取ってもらいやすくもなります。
お財布には原本を、非常持ち出しのリュックにはコピーなどを入れておけば間違いありません。
カードタイプの健康保険証は、裏面に自分で住所の記載をするものが多いので、忘れずに記載しておきましょう。
困ったときは現金がいちばん。普段からクレジットカード・電子マネー主義の人は要注意
ライフラインが止まってしまい混乱すると、クレジットカードや電子マネーは使えない可能性が高くなります。
(電気、通信手段が確保できないとき)
そんなときに必要な現金、持っていますか?
お水を買ったり食料を買ったりするのに、現金がないと買えません。
(物資の配給は別ですが。また、お店も物不足になることも十分考えられますが。)
現金があれば、ある程度行動の自由度が増します。
できれば万円札ではなく、細かい小銭などを持っているようにしましょう。
お店側もおつりが足りなくなってしまう場合もあります。
携帯電話(スマホ)の電話帳以外に、紙ベースの連絡先リストを準備
携帯電話(スマホ)は、水や衝撃に弱いです。
電池がなくなってしまえば、すぐに起動しません。
身近な人の電話番号、覚えていますか?
わたしは旦那さんと自分の両親の連絡先ぐらいは覚えていますが、旦那さんの両親はもはや携帯電話を無くしたらわかりません。
「身内や大切な人に連絡を取りたいのに、連絡先がわからない!」とか、「自分に何かあった場合、誰に連絡してもらえばいいか伝えられない!」なんてことがないように、連絡先リストを作っておきたいですね。
保険証券の証券番号リストもあると便利
うちの場合、金融資産関係はすべてわたしが管理しています。
つまり、わたしに何かあった場合、旦那さんは「何がどこにあって、どれぐらいあるのか?」ということがまったくわからなくなってしまいます。
そんなことがないように、生命保険の証券番号も控えておいた方がいいです。
証券番号、保険会社、連絡先、保険の種類・・・と必要なことを書き出しておくだけでも違います。
せっかくいざというときに備えていた保険でも、総額の詳細はわかりませんが60億円にものぼるお金が未払(未請求)となっているようです。
家族が困らないよう、こういったお金のことも、普段から共有しておきたいですね。
地震や災害はある日突然おとずれる…日ごろから危機管理を考えておこう
この記事では、非常時に最低限持ち出したいもの、用意しておきたいものをまとめました。
大切なことは、日頃から家族で防災について考えたり、情報を共有することです。
「おうちに帰れなくなったときは、どうするのか?」とか、おうちにいた場合、何を優先的に守らなければいけないかなどです。
まずは命が大切です。
とりあえず命を守ることができたら、適切な場所に避難できるよう、地域の避難場所も確認しておきましょう。
通帳や印鑑、保険証券などは後からでもどうにでもなります。
今できることは、口座番号・連絡先などをリストアップして、紙ベースで用意しておくことです。
それ以外はとりあえず、いつも持ち歩いているものだけ持って、逃げることを優先したいですね。
そう言うわたしも、自分が万が一の時に備えて、いろいろなリストをつくろうと思います。