1歳ぐらいになると、突然引き出しや扉に興味を持ちはじめますよね。
引き出しの中には、飲み込んでしまいそうな細かいものから、割れたら危ないもの、うっかり落書きされてしまいそうなペンなど…開けられたら困るものがたくさん入っていますよね。
そんなときに役立ったわが家の「引き出しロック(ストッパー)」グッズ。100均に出かけると、さまざまなデザインや種類のものが売っているので便利ですよ。
でも数とデザインをそろえたいなら、ネットなどでまとめ買いした方が間違いありません。スタイリッシュなものもたくさん売られていますよ。
引き出しストッパーは、強力粘着テープで取り付けるようになります。
いざ剥がそうとしたときに粘着テープの跡が残ってしまって大変になる可能性が高いので注意が必要です。
▼100均では見かけない透明タイプならより目立たずにスッキリ。長さ調節ができるので家中どこでも対応できます
ということで、うちで赤ちゃんが引き出しを開けまくる時に役立った、ストッパーグッズ&赤ちゃんのいたずら防止対策をご紹介します。
粘着テープタイプの引き出しロック・ストッパーは跡が残ってしまう可能性があるので注意しよう
引き出しロックの設置を検討する際に、まず確認してほしいのは接着時の粘着テープについてです。
例えば賃貸住宅の場合、最後にリカバリーが必要になるので、できるだけ跡を残したくないですよね。持ち家の場合でも、お気に入りのキッチンの面材に傷や跡がついてしまっては大変です…。
粘着テープの引き出しストッパーは手軽ですが、100均の引出しストッパーを剥がしたら、上の写真のように跡が残ってしまいました…。
わたしはシール剥がしスプレーをしてキレイにはがすことができました。
ただし、陽のあたる場所だったりすると、経年変化でシールの粘着面の部分だけ色が変わってしまう可能性もあります
販売ページには、「ドライヤーで温めれば取れる」と書かれていることが多いですが、使った年数や接着面の環境で絶対に取れるとは言えません。
粘着テープを貼る場所にはマスキングテープなどで養生した状態で使った方が安心です。
100均の引き出しロック(扉ストッパー)を設置するときの様子
セリアで購入した扉ロックを例に、設置の様子をまとめていきます。
マスキングテープでストッパー撤去時の対策を!
粘着テープはけっこう強力なので、設置面によっては全然剥がれなくなってしまうので注意が必要です。
だから「いざ撤去したい!」と思ったときに、剥がしやすいように工夫しておくと安心ですよ。
ということで、粘着テープを貼り付ける予定の場所に、マスキングテープで養生しておきましょう。
わたしは家にあるおしゃれテープを使用しましたが、見た目が気になる方は白色のマステを使用すると目立たなくなります。(100円ショップに売っています)
ただしマステを貼ることで接着が弱まる可能性があります。強度重視の方は、扉や引き出しの面材にそのまま貼ることをお勧めします。
設置面によっては、粘着テープがつきにくいので注意
粘着テープは、ツルツルして、たいらな面にはとってもくっつきやすいです。
逆に、ザラザラしていたり凹凸がある面はくっつきにくいです。
- 無垢材
- エンボス加工のしてある素材
- 平らではなく、湾曲しているような面
↑などは、粘着テープがくっつきにくく、剥がれやすいので注意が必要です。
あとはホコリなどの汚れが付いていると剥がれやすくなってしまうので、よく拭き取って接着面をキレイにしてから取り付けましょう。
あとは、粘着テープをマステの上にくっつけるだけ
はじめに貼った時の粘着テープの跡が少し残っていますが、下の部分に観音開き扉のストッパーを設置しました。
開けるときは、中央のレバーを押して、くるっと回すことでストッパーがはずれます。
はずした時の様子
粘着テープを剥がすときに、できるだけキレイに剥がすための対策は?
- ドライヤーをあてて、粘着面をあたためて剥がす
- シール剥がしを使用する
ドライヤーはどのおうちにもあるはずなので、うまく剥がれそうもなかったらまず試してみたいところですね。
最終手段はコレ!
粘着テープのほとんどは、3M(スリーエム)社製です。
そのスリーエム社から発売されているシール剥がしクリーナーは、とてもよく落ちたので、困ったらぜひ使ってみてくださいね。
スプレータイプなので、部分的に使いたい時にも便利ですよ。
赤ちゃんのイタズラ防止のための引き出しストッパー・引き出しロックの種類
「引き出しストッパー」や「引き出しロック」と呼ばれるグッズは、その名の通り引き出しや棚を子どもが開けないようにするためのグッズです。
画像の棚はわが家のもの。
ストッパー類はすべて100均のセリアで購入しました。
棚にもいろいろあって、
- 引き出し
- 観音開きの扉
- 冷蔵庫
- ドアノブ用
- 窓・網戸
…など、子どもが開けてしまっては危ない引き出しや扉が家中にたくさんあります。
100均では、それぞれの扉にあったストッパーが売られているので、どのタイプの扉や引き出しをいくつロックしたいか、まずはリストアップしておくと効率的です。
ストラップタイプのベビーガードは家中どこでも万能に使える
いろいろなタイプの引き出しストッパーを使いましたが、いちばん使い勝手がよかったのは真ん中にストラップがあるタイプです。
引き出しや扉の形状によってストラップの長さを変える必要はありますが、いちばん操作性が良いです。
私が大きくなって妹のイタズラ対策にロックするとき、全部同じはずし方だと迷わなくていいんだよね。
はずし方は商品によってさまざまなので、手元を見ないでもパッとはずせるように、家中統一しておいた方が効率的ですよ。
観音開き用のベビーガード
観音開き用のタイプは、ベルト式よりもリーズナブルに揃えることができます。
こちらも透明タイプの目立たない商品があるので、まとめて購入して揃えると便利ですよ。
ドアノブガードで大きい扉の開け閉めを防ぐ
身長が伸びてくると、ドアノブまで手が届くようになってしまいますよね。
不意に開いてしまうと、階段ホールなどの危ない場所に勝手に出て行ってしまったり、指を挟んでしまう可能性もあってとても危ないです。
ドアノブを子供自身が動かしにくくすることで、未然に危険を防ぐことができるので検討してみるのがおすすめ。
より目立たせたくない方のための「マグネットロック」も
マグネット式のベビーガードは、引き出しや観音開きドアの裏側に設置するので、表面の見た目に影響を与えません。
新築などのおうちで見た目を気にする場合には特におすすめですよ。
引き出し用のベルト型ストッパーは、ピーンと張った状態で貼らないと危険
写真は悪い例ですが、うまく貼らないとストッパーをしていても引き出しに隙間が開いてしまうことがあります。
隙間が空いてしまうととても危なくて、赤ちゃんが無理やり引き出しを開けようとして、指を挟んでしまうかもしれません。
ストッパーを設置する際は、引き出しを閉めた状態で、しっかり「ピン」と張ってくっつけられるようにしてくださいね。
使ってみてわかった、100均(セリア)の引き出しストッパーのデメリット
設置面によっては「粘着テープ」が弱い
冒頭では、粘着が強すぎて跡が残ったと書きましたが、木製の棚にはくっつきにくいです。
これを防ぐには、
- ストッパーを貼る場所の汚れやホコリをしっかり落としてから貼る
- マスキングテープで下貼りをする
- ネジ式にする
などが考えられます。
ネジ式なら落ちる心配はありませんが、穴あけの心配があるので微妙なところですね…。
ディズニーのモチーフがはずれやすい
ミッキーやプーさんのモチーフの部分がかわいいのが素敵なとことなんですが、いともカンタンに取れてしまいます。
観音開きのタイプは、モチーフが取れてしまうと使い物になりません。
しかも、赤ちゃんの口に入るぐらいの微妙な大きさなので、誤飲の危険性も捨て切れませんよね。
心配であれば、あらかじめボンドなどでモチーフをとめておく必要があります。
今から買うなら、100円ショップのものでもシンプルなやつにしますね。間違いなく。
▼ネットではこちらの商品がかなり口コミがいいですよ。
100均の引き出しストッパーの最大のメリットは、1つからお安く試せるということ。
赤ちゃんが引き出しを開けてしまって悩んでいるようなら、まずは1つから設置してみることをオススメします。