年少から入園するときはあまり必要ありませんが、未満児で入園するときは「お食事エプロンを準備して」…と説明されることも多いはず。
タオルエプロンは、ごはんやおやつのときに、食べこぼしが洋服についてしまうのを防ぐのはもちろん、裾でお口を拭いたりするときにもとっても便利です。
おうちで使ってるシリコンビブじゃダメなの?
お食事エプロンといえば、やわらかいシリコン素材で、お皿がついているのタイプを思い浮かべる方も多いはず。↓
シリコンのお皿がついているタイプのお食事エプロンが保育園に向かない理由
- 液体が染み込まないので、受け止めてもこぼれやすい
- 口、あご、首が汚れたときに拭きづらい
- 離乳食用に作られているので、サイズが小さいものが多い
…ということで、タオルエプロンを保育園のお食事エプロンとして指定されることも多いようです…。
でも一度使ってみたら、入園準備だけではなく、離乳食の卒業の1歳ぐらいから3歳ごろまで、おうちで使うのにもとっても便利でした。
私はミシン持ってないし、そもそもミシン使えませんが、手縫いでOKです。
この記事では、手縫いでできるタオルエプロンのカンタンな作り方をご紹介します。
▼どうしても手作りが億劫なら、ネット通販でも市販品のタオルエプロンが買えます。ベルメゾンは公式通販以外にも、Amazonや楽天市場にも公式ストアの取り扱いがありますよ。
お食事エプロンを作る材料は、「タオル」と「ゴム」だけ! 針と糸だけあれば、ミシンは不要
手作りタオルエプロンで準備するもの
- フェイスタオル
- ゴムひも
- 針と糸
糸は、100均で売られている、さまざまな色の糸が何種類か入って100円のものを使用しています。
ゴム紐も100均で手軽に買える
よく保育園や小学校の帽子で、あごひもに使うような平たいゴムです。ズボンのゴムにも使われるタイプです。
ゴムひもの太さは、8コール〜12コール(数字が大きい方が太い)を選びましょう。わたしは8コールを使っています。
このゴムひもは、首に巻くために使うのですが、伸びない紐で作ってしまうと、着脱がめんどうになってしまうので、ゴムがおすすめです。
お食事エプロンの作り方〜フェイスタオルを二つ折りに。折り目にゴムを置いて、波縫いするだけ
手順1〜フェイスタオルを二つ折りにしてゴムの長さを決める
適当な長さにゴムを切ります。あとでしばって調整できるので、気持ち長めがおすすめ。
切ったゴムひもは、フェイスタオルを二つ折りにした間に通しておきます。
最初からゴムを通して縫うことで、紐通しの手間が省けるのでおすすめ。
手順2〜折り目の上から1.5~2cmぐらいのところを波縫い
ゴムの太さに合わせて、ゴムがスルスルと通るぐらいの幅でザクザク波縫いしていきます。
長めの針なら、写真のように、3回ぐらいザクザク刺しながら縫えばOKです。あっという間に終わります。
手縫いのときは、「2本どり(針の穴に糸を通して、輪っかになるように玉結びした状態)」で縫うのがおすすめ。糸の強度が上がるのはもちろんですが、針だけを落としてしまうのを防げます。
子どもがお昼寝中に裁縫中起きてしまって急いで針山に刺す時も、2本どりしていれば針だけが外れることはないので、なくす心配が少なくなります。
手に持たず置いたままやるのがコツ
タオルはテーブルに広げた状態で縫っていけば、曲がらず、ゴムひもをいっしょに縫ってしまうこともなく、縫い終えることができます。
手順3〜端まで到達したら折り合わせたタオルをぎゅっと閉じて完成
あとは解けないように、しっかり玉止めして終わり。これなら家庭科の授業を習ったばっかりの小学生でもいけそう。
▼玉結び・なみ縫い・玉止めの仕方を確認したい方は、こちらが参考になります
(動画の糸は「1本どり」です)
お食事エプロンのゴムの結び目(長さの調整)は、子供につけてみてから調整しよう
ゴムは、キュッと結べばOKです。
初めて作るときは、長めに結んでおいて、つけてみて調整すればOKです。
ゴムなので、使っているうちに少しずつ伸びてきてしまいますので、気になったら結び目を変えましょう。
あんまりぴったりに作っちゃうと、首の周りが気になってヤダ!ってなるから、長めにしといてね。
▼記名するときはお名前スタンプとシール
「汚れてしまうもの」なので、かわいくなくてもOK。生地は厚すぎず、薄すぎないタオルがベスト
タオルの素材は、あまり厚手ではないほうがいいです。やわらかくて、お年賀や粗品でもらうようなタイプのタオルがちょうどいいイメージです。
浴用のタオル(温泉旅館などにおいてあるフェイスタオル)のように薄すぎると、2枚がさねでも洋服まで水分が染みてしまう可能性があるので、薄すぎるタオルは使わないように注意してくださいね。
今日は牛乳とカレーこぼしちゃった。
…なんてことは日常茶飯事で、あっという間にシミだらけになります。
先生が軽く洗い流してくれて濡れた状態で持って帰ってくることもあるので、放置してしまうとカビが生えてしまう原因にも…。
汚れが気になったら捨てること前提で持たせています。だからタオルはお得用の安いので十分!
▼たまに、酸素系漂白剤を使用してつけおき洗いすると、長持ちしますよ!
タオルで作るお食事エプロンは何枚必要?「最低6枚」準備しておくと便利
お食事用のタオルエプロンを作るにあたって、「何枚必要?」と悩んだら…
未満児クラスで入園するなら、洗い替えを含めて最低6枚はあると便利ですよ。
保育園での食事
- 午前のおやつ
- お昼ごはん
- 午後のおやつ
自宅での食事
- 朝ごはん
- 昼ごはん
- 夜ごはん
と、1日3回はお食事エプロンが登場します。
毎日普通に洗濯して使っていれば、3ヶ月程度は使えますよ。
お食事エプロンを使うのは、主に1歳児クラスのとき。2歳児クラス(3歳になる年)ぐらいから、次第に食べこぼしが減ってくるので、おやつの時は省略したりと少しずつ出番が減ってきます。
ベルメゾンならできあがったタオルエプロンが3枚セットで990円ほどで買えるので合わせて検討してみて
不要なタオルと100均のゴムひもで済ませてしまえば、材料費はほぼナシです。
それでも、「裁縫するのツラい」「どうせ新しいタオル買うなら、すでにエプロンになってるの買いたい」って方、いますよね。
すごくシンプルなデザインのタオルエプロンでよければ、ベルメゾン タオルエプロン同色3枚セット「ロング」
1枚あたり330円〜なので、タオルを買ってきて自分で裁縫すること考えればめちゃくちゃ安い!
いちばんリーズナブルな単色カラーは、ピンクと青から選べますよ。
ちなみに、「ロングサイズ」と「ショートサイズ」がありますが、断然ロングサイズがおすすめ。フェイスタオルと同じぐらいの長さが欲しい場合は、ロングサイズにしないと物足りません。
\左がロング、右がショート/
▼単色は3枚セットなので、2セット以上の購入がおすすめ。ベルメゾンは公式通販以外にも、Amazonや楽天市場
▼柄入りタイプは2枚セットなので、3セット以上の購入がおすすめです。
ぜひ、日常のごはんの時も、入園準備にも、タオルで作るお食事エプロンを活用してくださいね。
▼そのほか、入園準備に役立ちそうな情報はこちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。