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ヤマハ音楽教室の幼児科を2年間続けてわかった口コミ・メリット・デメリットまとめ

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ケロポンズのCMでもおなじみのヤマハ音楽教室。

我が家では長女が年少向け「おんがくなかよしコース」から始めて、現在「幼児科2年目」の終わりにさしかかりました。

 

こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。

凡人主婦
なによりも楽しそうに通ってくれています。たまにうまく弾けなくてプンプンしてることもありますが、弾けたときの満足そうな顔はなかなか素敵。

 

ヤマハ音楽教室の幼児科は「ピアノ教室」とは少し違います。

  • 教室で弾く楽器は、基本的にエレクトーン
  • 「歌をうたう」「鍵盤にさわる」「音あて」「表現する」をめまぐるしいローテーションで1時間学ぶ
  • 1人ではなく、グループで行うので「聴く態度」も備わる
  • 常におともだちの前で発表するので「自信がつきやすい」
  • 保育園とは違ったおともだちの輪ができる
  • 合奏(アンサンブル)の楽しさを感じられる

 

ヤマハ音楽教室に賛否両論があるいちばんの理由は、「ピアノに触らない(教室で使う楽器がエレクトーン)、ピアノがゴリゴリ弾けるようになるレッスンではない」という点かなと思います。

ピアノの個人レッスンの教室に通うとやるような、「ブルグミュラー」のような音楽教本は一切使わず、独自のテキストで進行していきます。

 

ムスメ
とにかく「聴いて」「ドレミでうたって」「そのまま弾いちゃう」んだよ。うたいながら弾いちゃう感じ。

 

親が見ていて思う、ヤマハ音楽教室の幼児科のメリットは、

  1. 聴く力が育つ(和音も当てられる)
  2. 先生の飽きさせない工夫で1時間あっという間
  3. アレンジ力が身に付く(転調・伴奏のアレンジなど)
  4. 歌をうたうことで、音楽記号の表現(スラー・スタッカート・強弱)が自然に身に付く

…ただし、子どもによる個人差や、そもそもグループレッスンの向き不向きがあるので、あくまでもうちの長女の場合ではありますが。

 

この記事では、実際にヤマハ音楽教室の幼児科に2年通ってみて感じた口コミ・感想についてまとめます。

 

 

目次

ヤマハの幼児科2年間のあいだに技術的な面でできるようになったこと

  • ハ長調・ト長調・ヘ長調・イ短調の音階と和音がすんなり弾けるように
  • 両手での演奏
  • 家ではピアノで練習していても、教室では鍵盤が2段のエレクトーンでも無理なく弾ける
  • 楽譜のないレパートリーをドレミでうたったら、そのまますぐに手が動くように
  • ベターっと弾くのではなく、表現力のある演奏ができるように
  • おともだちと合わせて弾く力が身についた

1年目の終わりぐらいから両手で弾くレパートリーが出てきます。

和音も最初は「ドミソー」って伸ばすだけだったのが、左手にもメロディーが出てきたり、アレンジされたりしてくるので、けっこう「弾いてる」って感覚を味わえます。

 

凡人主婦
意外とイイのが、エレクトーンでの演奏。クラリネットやトランペットなど音色の種類が豊富なので、表現力アップの”足し”になります。子どもも「今度はどんな音色で弾けるのかな?」って楽しそうでした。

あと、エレクトーンって、右手が上段・左手が下段の2段構成なんですよね。

これが意外と難しいようで、目と耳と頭と指がフル回転な感じでした。知育にも良さそうと思いました。

 

ムスメ
幼児科2年目(年長)の秋以降になると、聴いたらすぐ指が動く感じになってきたよ。

最初は1音ずつ拾って弾いてたのが、指番号とメロディーと頭の中で連動するようになったようで、1曲が仕上がるまでのスピードがかなり早くなりました。

 

幼児科の間の家での練習時間は、毎日10分程度

凡人主婦
家での練習は、「とにかく毎日弾くこと」を目標にしています。

 

こんな練習をしてるよ
  • 今、教室で弾いているレパートリー曲を1回ずつ弾く
  • 新しく始めた曲は、2〜3回弾いてみる
  • 片手しか弾けない曲は、親の私がもう片手を入れて連弾にする
  • 好きな曲を、好きな順番で
  • 年長の途中までは、「ごほうびシール」で管理

20分も30分もガッツリ弾くっていうよりは、毎日1回でいいからピアノを触るっていうのをポイントにしてます。

あとは、テキストと連動したCDとDVDを購入するようになるので、車の中でひたすら流してます。

 

凡人主婦
やっぱり最初は練習する習慣が身につきにくくて…シールで釣ってました。今ではシールなしで練習してくれるようになりましたが。笑

この程度でも、うちの長女の場合は、十分レッスンについていけてました。

この辺は、その子によって得意・不得意があるので、個人差をよく考える必要はあります。

 

幼児科の場合は親同伴のレッスンに…メリットとデメリット

凡人主婦
幼児科のあいだの2年間は、親と一緒に1時間のレッスンを受けます。

…わたしがいちばん悩んだのは、下の子の同伴ですね。

レッスン時間に、家族で他に子守してくれる人がいればいいんですが、うちの場合はいなかったので下の子も連れていっています。(2〜3歳になってしまえば、意外とひっそり混じってうたったりしてるのでおトク感はありますが。笑)

実際、これは悩んでいる方も多いようで、赤ちゃんが生まれたから泣く泣く辞めざるを得ない…という人も実際にいます。新生児連れてくのは大変かな。

 

ムスメ
でもお母さんと一緒だと心強いし、おうちで練習する時も宿題とかわかるから、基本は一緒がうれしいな。

 

グループレッスンであるがゆえのデメリット

  • グループ内のメンバーの「進み具合」が違う
  • 自己顕示欲の強い子だと物足りない
  • 恥ずかしがりやさんだと苦痛かも
  • メンバーの良し悪しが出る可能性がある
  • 休んだときの振替などがない
  • 途中で辞めにくい
凡人主婦
例えば、「もう両手練習してできるようになっちゃった♡」ってレパートリーがあっても、グループのみんながまだなら「まだやらない」んです。この辺は、少し物足りなそうでした。

グループで進んでいくので、みんなの平均をとった進行速度になっていきます。

当然、「進みが早い子」もいれば、「うまくいかずにてこずっちゃう子」もいるわけで…。

それで納得できれば問題ありませんが、自分のペースで習得したい!ということであれば、絶対に個人レッスンの方がおすすめです。

 

あとは、「先生聞いて聞いて!」ってタイプの子の場合は、少し物足りなく感じるかもしれません。先生1人に対して、生徒が最大8人程度(実際には4〜5人が多い)ので、自分の番がまわってくるのに時間がかかってしまいます。

合奏も、幼児科の場合は「みんなで合わせる」のが主になっちゃうので、自己主張が大きい子だとつまらなく感じてしまうかもしれませんね。

 

逆に恥ずかしがり屋さんだと、「1人でうたってみて」なんて言われたものなら、ドキドキしちゃいますよね。

 

凡人主婦
グループレッスンは、ほんとに子供の向き不向きに尽きます。必ず体験させてみるのがおすすめ。

 

まとめ:わが家の場合はヤマハ音楽教室の幼児科をやらせてよかったと思っている

うちの長女の場合で言えば、幼児科のグループレッスンはとても合っていたと思います。

最初から先生とマンツーマンの個人レッスンだったら、たぶんあまりおもしろくなくて挫折していたと思います。(実際、個人の教室に見学にいったら、まったく興味なさそうでした。笑)

 

うちの子が通っている教室の場合、発表会が1年の終わりにあるんですが、先生とグループのおともだちと合わせて1曲弾いてる姿は、とても成長したなと感じてます。

 

ムスメ
小学生になっても、ピアノ教室行く〜

…と自分から言っているぐらいなので、「楽しい」と感じてくれていたと思います。

 

でも、2年半グループをやっていたら、やはり数名の子は辞めてしまってました。やっぱり向き不向きはあると思います。

 

凡人主婦
見学は無料なので、子供の適性を見て考えるのがいいかなと思います。同時に個人レッスンの教室なども見て、反応をたしかめるのがいいですよ。
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