家を買うべき?田舎者のわたしが賃貸住宅にこだわる7つの理由

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こんにちは、凡人主婦の**aki**です。

最近、周りの友達がライフスタイルが変わり始め、家を建てる人も増えてきました。

ここ田舎の長野県では、賃貸に住むぐらいなら、新築住宅を建てたい!と考えている人が多いのです。
また実家が持ち家でも、立地が不便なところだったり、仕事の関係、嫁姑問題などで、別の土地に建てざるを得ないといううちも多く、新築住宅やマンションの購入に踏み切る人もいます。

さて、わたしはというと、「子供がいる間は持ち家はいらない。賃貸で十分!」と思っているのです。
この「夢のマイホーム論争」については、十人十色の考えがありますが、ここではわたしの考えをあげていきます。

※この記事は5分程度で読むことができます。

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わたしが賃貸にこだわるわけ

家のローン返済問題

さて、よく言われるは、
「ローンを組むなら若いうちの方が得。若いうちにローンを組むと、長い期間(35年)のローンも組めるし、月々の返済も少なくて楽ですよ!賃貸の家賃を払うことを思えば、その分をローンの返済に充てて早く建てた方が得ですよ」
なんてお話です。

現在、ネット上でも大体のローンの試算が組めます。
住宅支援機構の「返済プランシミュレーション」を使ってざっと計算してみると次のとおりです。

共通条件

  • 借入総額 3,500万円
  • 借入年齢 35歳
  • いずれも、元金均等返済(元金を一定額返済する。最初は利息が多いので返済額が多くきつい)した場合で、ボーナス払いはなし

(金利は2015年10月19日現在の参考金利です)

  1. フラット35(金利1.79%)団信有り→返済総額49,373,489 円(月々135,541 円返済)
  2. 金融機関融資(金利2.16%)団信有り→返済総額49,911,152 円(月々118,836 円返済)

借入する人の職業、年齢、頭金の金額によって、また固定金利か変動金利かによって、返済期間の長さによってもかなり差が出ますが、一般的な条件で試算してみると以上のとおりです。

借入金額よりも利息分を1,500万円ほど多く返済しなければならないという事実!
きっとここで勧められるのは、

「ボーナス払いをしましょう!そうすれば月々の支払い金額が8万円ぐらいまで抑えられますよ!」とか、

「元利均等返済(利息と元金をあわせて、一定額支払いをしていく。利息の分の減りが遅いので、総支払額が増える)にしましょう!月々の返済が楽になりますよ!」とか言われます。

(実際、住宅公園などに出かけると言われます。笑)

でも、公務員でもない限り、ボーナスは毎年一定額出るとは限りません。
そんなとき、ボーナス払いの返済、困っちゃいますよね。
それに元利均等返済にして、子供が大きくなるにつれて支出が増えるのに、一向に住宅ローンが減らず、条件変更して期間を引き伸ばしてしまったりすれば、負のスパイラルに突入です。

もしも、返済が60歳以上まで残る予定であれば、それは収入の面から言えば現実的ではありません。

住宅ローンが返せなければ、銀行は土地と建物を担保に取ってしまえばいいだけです。
借りるときは「借りたほうが、お得ですよ!」と勧められても、いざ返し始めればもう返しきるしかありません。
35年間の自分たちの収入を考えると、人生が住宅ローンの返済で終わってしまうような気がします。
(うちの親がそうでした。)

もちろん、土地は財産です。
それを、残す必要があるかないかでも考えは変わりますが、わたしは人生をかけてまで土地を子供たちに残す必要ないと思っています。

建物は減価償却(消耗品)

わたしは土地は財産であると思っています。
いい場所にあれば、価値は一定ですし、子供たちに残しても使うなり、売るなり出来るからです。

でも建物は消耗品です。
例えば35年もローンを組んで順調に返していっても、35年後にはきっと家はボロボロです。
むしろ、10年後頃から、ちょこちょこと修繕費が必要になってきますよね。
水回り、外壁、屋根、給湯器など・・・

自分の家ですので、修繕も自費で行わなければなりません。

でもローンと子育てでカツカツの家計には、その修繕費を負担するのは結構厳しいですよね。
賃貸なら、相当な過失がない限りは、貸主が負担してくれる場合がほとんどです。

夢のマイホームも5年経てば、建物の価値は約半分になってしまいます。
古くなっていく家を、自分たちで管理していくというのは容易ではありません。

賃貸なら、古くなったら新しい物件に住み替えることも可能なのです。

世帯人数は一定ではない

よく家を建てる理由として多いのは、「結婚したから家を建てる」、「子供が産まれたから家を建てる」というものではないでしょうか?
子供には一人ひと部屋与えたい!という考え、ありますものね。

でも、子供は一生自分たちと一緒に暮らすのでしょうか。

わたしは、子供と一緒に暮らすことができる期間はせいぜい10年~20年ほどだと思います。
子供が結婚してしまえば、もう健康なうちに一緒に暮らすことは、ほぼないでしょう。
(もちろん同居するという選択肢もありますが、わたしは嫌です。笑)

いま、自分の実家を思い出してみると、2階の部分はまるまる余っています。
子供部屋も、2部屋ありましたが結局うちは子供が1人しかいませんでした。

2階建ての一戸建てに、夫婦二人が住むには広すぎるのです。
しかも、年寄りになってくると階段はのぼれなくなります。
完全なるデッドスペースの出来上がりです。

もちろん、子供と過ごせる貴重な時間を、夢のマイホームで過ごしたい!という考えも大事です。
でも、一生で考えれば、たいていの場合、子供と過ごす時間より、夫婦で過ごす時間の方が長いのです。
老後、二人だけで一戸建てを維持できるかは非常に心配です。

賃貸なら、必要あらば「住み替え」が可能です。
現在2LDKに住んていますが、ライフスタイルにあわせて、もっと間取りが大きいところに移ることもできます。
もちろん逆も。
引越し費用がかかっても、結果的には安上がりです。

住み替えがしづらい

もしも、旦那さんの突然の転勤・転職があったら・・・

親の介護をしなければならなくなったら・・・

自分の老後、もっと維持しやすい家、便利な立地の家に引っ越したいと思ったら・・・

様々な理由で、「住み替え」をしたいと思うことがあるかもしれません。
もしくは、住み替えなければならない時がくるかもしれません。
そういった時、大好きなマイホームを離れざるを得なくなることも、絶対にないとは言えませんよね。

そういった場合、賃貸の方が気軽に決断できるのです。

固定資産税がかかる問題

中古住宅ならあまり気にする必要はないかもしれませんが、新築の場合、固定資産税が意外と高いです。
土地と建物に対してかかる税金ですので、建物が新しければ、減価償却がありませんので、固定資産税も高いです。
もちろん、この固定資産税は3年ごと改定されますし、立地によっても税率が変わりますので一概には言えません。
でもうちの母いわく、
「最初の住宅ローン返済の金額が多い時に、固定資産税も多くかかるから、ほんとにつらかった~」
と言っていました。(うちの実家の場合は、ボーナス払いなし、元金均等返済)

家の大きさにもよりますが、最低でも10万円ほどは見ておかなければいけませんよね。

もちろん、数年経てば固定資産税も減ってきて、うちの実家の場合、今は2万円ほどに下がったそうです(建物の価値がタダ同然)。

そもそも賃貸なら、固定資産税の心配は必要ありません。

欠陥住宅の危険性

最近、三井不動産の分譲マンションの欠陥問題が騒がれていますね。
旭化成建材が、地質のデータを改ざんして、土台を支える杭を固い地盤まで打ち込んでいなかったことで、建物が傾いてしまったという問題です。
これは住んでいる方々にとっては、本当に気の毒で、非常に憤りの大きい問題です。

大手の住宅メーカーや、不動産会社の斡旋なら間違いないだろうという安心感もあると思います。
でも、住宅の専門家ではないわたしたちは、そういった専門的な建物の本当の安全性の部分については結局のところよくわかりませんよね。

住宅やマンションを購入した人にとって、「定住」を視野に入れている人がほとんどです。
子供の学校の学区のことや、旦那さんの通勤の関係などがあって、そこに決めたはずです。

もし建て替えともなれば、一度はそこから離れなければなりません。
定住しようとせっかく購入した物件でも、「欠陥問題」が発生してしまえば、その決定が揺るがされてしまいます。

施主が潔く「建て替える」と決定すればまだしも、責任を認めない業者も多数いるでしょう。
そういったとき、時には裁判に発展したりしながら、争っていかなければなりません。

そして、大事なおうちがいつ壊れてしまうかと怯えながら暮らしていかなければならないのです。

もちろん欠陥住宅に当たる方が確率は少ないとは言え、まったくないとは限りませんよね。
これは、マイホームのリスクの一つだと考えています。

自然災害の不安

地震、台風、津波、洪水、竜巻など・・・近頃、日本ではたくさんの自然災害が発生していますよね。
こういった災害で、たくさんの人の命が奪われていることは、本当につらいことです。

同時に、たくさんの住居も失われて、生活に困ってしまう方もたくさんいらっしゃいます。

自然災害の怖いところは、「予期できないこと」です。
もちろん、ある程度予測できるものもありますが、ほとんどの場合、準備するまもなく襲ってきます。

命は助かったけど、大事なおうちが・・・ということも心配しておく必要があるのです。

そこで、「保険があるじゃない」という話があります。

通常、火災保険に加入すると、セットで地震保険に入ることができます。
でも、地震保険はいつでも入れるものではないのです。

地震防災対策強化地域に指定されると、新たに地震保険に入ることができなくなってしまいます。
地震防災対策強化地域とは、著しい地震災害が生ずる恐れがあるため、地震防災に関する対策を強化する必要のある地域のことを指します。

具体的な地域の確認はウィキペディアでできます。
ウィキペディアの地震防災対策強化地域

こちらは東海地震についての強化地域ですが、長野県も一部入ってしまっていますよね。

それに、火災保険や地震保険に入っていたからといって、もう一度家を建てられるほどの金額が補償されるとは限りません。
全壊や半壊などの建物の状況、被災の状況や、保険契約の仕方によって、何にどれだけ保険が下りてくるのか変わってきます。

もちろん賃貸でも自然災害のリスクは同じですが、そのとき心配するのは、「自分たちの命」と、「家財道具」でいいですよね。
(家財道具については、賃貸住宅でも保険をかけられます。うちはさほど高価な家財道具はありませんので、かけていませんが。)
基本的には建物の再建のことまでは考えなくてもいいのです。

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まとめ

さて、長々と書き連ねてきましたので、最後にわたしの考えをもう一度整理しておきます。

わたしが賃貸にこだわる理由として、

  1. 住宅ローン返済問題
  2. 家の建物は減価償却(消耗品)である
  3. 世帯人数は人生のうちで変わる
  4. マイホームは住み替えがしづらい
  5. 固定資産税の負担
  6. 欠陥住宅の危険性
  7. 自然災害の不安

この7つのことが理由にあります。

でも、実はわたしもマイホームは欲しいと思っているのです。
冒頭で、「子供がいる間は持ち家はいらない。賃貸で十分!」と書いた理由がここにあります。

マイホームが欲しいタイミングとしては、「老後」です。
厳密に言うと、子供たちが巣立っていく時点での取得が理想と考えています。
(それには、ちゃんと就職して結婚してもらわなければなりませんが。)

このタイミングで、自分たち夫婦が住むのにちょうどいい大きさの、小さなおうちが欲しいのです。
ライフスタイルに合わせて、一戸建てでもマンションでもどちらでも構いません。

そのために、できるだけローンを組まずに、自己資金で購入できたらという理想を持っているので、現在ひたすら貯金しているわけです。

もちろん、これからライフスタイルがどのように変化するかはわかりません。
予想外の出費や、介護問題などがあるかもわかりません。

でも、「家」というものを抱えていないだけ、自由に動けると思っています。

そんな考えのもと、急いで家は建てずに、賃貸で暮らしています。

もちろんお金がに余裕があれば、すぐにでも建ててもいいんですけど、凡人的観点での考えです。笑

もしも家を建てるときは、住宅メーカーや銀行の言うことを鵜呑みにせず、いろいろなことに疑問を持って確認してくださいね!

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

**aki**