マイナス金利で銀行とどう付き合う?タンス預金より銀行が安全な理由

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こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。

最近、日銀のマイナス金利政策が、わたしたちが利用する銀行の預金金利に影響し始めましたね。
先日母から連絡があり、「わたしの定期預金どうなっちゃうの?ほっとけばお金取られちゃう?今から金利のいい5年ものの定期預金にしたほうがいい?」と、矢継ぎ早に質問攻めに遭いました。

巷では家庭用の耐火金庫が売れていたりするようで、みんなそれなりに焦っているのかなぁと思いました。

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この記事では、元金融関係に勤めていたわたしの”マイナス金利との付き合い方”を書きたいと思います。

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マイナス金利 銀行にお金を預けておいて大丈夫?

結論から申し上げます。
現時点では、銀行に預けておいた方が良いでしょう。

銀行からお金を引き上げるか考えるタイミング、それは「口座管理料が取られるようになったとき」です。

そもそもマイナス金利って何なの?

わたしたちが普段利用している銀行(市中銀行)は、一定額を日銀に預けて運用しています。
そのとき、個人の預金と同じように日銀に”利息”を付けてもらっていたのです。
今までもゼロ金利政策でしたので、ほとんど利息はつけてもらえなかったのですが、
この度、ついに日銀に資金を預けると、お金を取られてしまうようになっちゃったわけです。

しかも銀行が預けるお金は多額なわけなので、たったの0.1%”利息を取られてしまった”だけでも、市中銀行は大損失になるわけです。

日銀に預けるぐらいなら世の中にお金を回してちょうだい!

簡単に言えば、マイナス金利はこうゆう政策なのです。
「日銀に預けるぐらいなら、世の中にお金を回してちょうだい!」

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わたしたちの利用している銀行は、預金の利息をお客に支払うために、さまざまな方法でお金を稼いでいます。

  • 貸金の利子
  • 資産運用
  • ATM手数料等(実際には維持費で利益出ていないかも。)
  • 各種(振込・証明書発行)手数料等

日銀が注目したのは、貸金の利子の部分ですね。
日銀への行き場を失ったお金を、市中銀行が”世の中にお金を貸して運用しよう”と思ってもらうのが狙いです。
貸す先は、会社や個人です。
会社なら設備投資(ex.新しい機械の導入、工場建設)、個人なら住宅ローンなどが増えるのが狙いです。
しかも金利が低ければ、借りてくれる人は増えるだろうという思惑があるのです。

ちなみに資産運用に関しても、市中銀行はマイナス金利の影響にぶち当たります。
銀行は、預かったお金の一部を、有価証券(株、社債)を買ったり、国債を買ったりして運用しています。
中でも国債は、最も運用しやすいものの一つなのですが、マイナス金利によって利回りがマイナス(国債の価値が下がる)になってしまいます。
通常、償還期限の長いものの方が、利子を多くつけてもらえるのですが、途中で売却すると損をするイメージですね。
つまり、国債の売買に慎重にならざるを得なくなります。

わたしたちの利用する銀行は、以前より利益を出しにくくなってしまったわけです。

マイナス金利で銀行は個人の預金金利をマイナスにすることはないのか?

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そこで心配になるのが、マイナス金利が個人に直接”マイナスの影響”を与えるかについてです。
これは現時点では、「限りなくゼロに近いプラス金利」を維持すると考えられます。
つまり、個人の預金金利がマイナスになることは考えにくいのです。

なぜなら、銀行はお客さんに預金を引き上げられたら困ってしまうからです。
銀行は、預かったお金を貸金で運用して成り立っている業種です。
大事な預金を引き上げられたら、貸金が出せず、銀行業務が成り立たなくなり、行く末は”破綻”です。

「あの銀行、預金するとお金取られるらしいよ」
「だったら、違う銀行に預けかえよう」
なんて話になったらたまったものではありません。

だから市中銀行は、現時点では、個人預金に直接マイナス金利を適用することはないと思うのです。

メガバンクに従う構図

今後、マイナス金利が長引いて、個人預金の金利もマイナスになるようなことがある場合、それは「メガバンク」の動向によるものと思います。
メガバンクは、みずほ・三菱UFJ・三井住友あたりですが、この銀行のどこかが「うち金利マイナスにするわ~」と言い始めたら、地方銀行もみんな個人預金の金利をマイナス金利にする流れになるかもしれません。

いずれにしても、「明日から!」なんて急な話はあるわけがありませんので、今現在心配する必要はありません。

現在預けている預金の行く末

うちの母が心配していた、「わたしの定期預金どうなっちゃうの?」のお話です。

現在、預けている定期預金などは、満期までは”預入時点の金利”が適用されます。
ですから、すでに預けている定期預金に関しては、金利が少なくなるとか、元本が減るなんて心配は一切必要ありません。

残念ながら普通預金については、満期がないので超低金利がすぐに適用されます。
(預入元本が減ることはありませんが。)
長野県で言えば、八十二銀行は0.001%にすでになっていますね。
長野銀行はまだ、0.02%でがんばっていますね!「この機会に預金を集めたい!」という思惑もあるのかもしれません。

そもそも預金で増やす時代はとっくに終わっている

さて、世の中では「預金の金利が何十分の1になった!」と騒いでいます。

しかしそもそもが低金利でしたので、結果はさほど変わりません。

  • 100万円×0.02% =200円
  • 100万円×0.001%=10円

実際には税金が引かれるのでもっと少なくなりますが、マイナス金利になる前も、100万円で200円しか利息がつかなかったわけです。
たったジュース1本の差、家計には何の足しにもなりませんよね。
だから、預金でお金を増やそうという時代は、マイナス金利に突入する前からとっくに終わっていたわけです。

結局、銀行は便利なサービス多く生活には必要不可欠

100万円で10円ばっかの利息なら、タンス預金で自宅でお金を持っていた方がいいのでは?と思う気持ちもわかります。

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ATM手数料で108円取られたら、それだけで損失ですからね。
でも銀行のサービスは、わたしたちの生活から切ることはできないのです。

  • お給料・年金の振込は銀行
  • クレジットカードの決済も銀行
  • 公共料金の決済も銀行
  • 保険料の引き落としも銀行
  • 遠方の誰かにお金を送るのも銀行

このうち、ひとつのサービスも利用していないというのは、未成年の子供ぐらいじゃないかと思うのです。

つまり銀行預金の代わりは、タンス預金ではまかないきれないのです。

それに、お札に名前を書いておくわけには行きません。
現金を盗まれるより、通帳を盗まれたほうが、ずっと”お金が戻ってくる確率”が上がるのです。

また、ないとは思いますが、うっかり金融機関が破綻しても、「ペイオフ制度」があります。
1,000万円とその利子までは、お金の返還を保証してくれる制度です。
どうしても心配な方は、1つの金融機関への預金を1,000万円を目安にするといいでしょう。

つまり、銀行預金はタンス預金に比べてずっと安全なわけです。

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まとめ

マイナス金利と個人預金の関係について書いてきましたが、わたしの結論は「金利が下がろうが、このまま今までどおり銀行を利用するのが正解だ。」と言いたいわけです。

一部の信用金庫などでは、金利を据え置き、もしくは上げてきているところもあるようですが、地域にそういった金融機関があれば預け換えもアリでしょう。
いずれにしても、タンス預金はリスクが高すぎます。
市中銀行が、マイナス金利を個人預金に適用するのならまだしも、現状ではタンス預金までする必要はないと言えます。

それよりも、投資に目を向けたほうが、資産を増やすにはずっと有意義で、しかも日本企業の成長にも貢献できます。

慌てるより先に、目の前のことを見て、大切なお金についてよく考えましょう!

投資について考えるのには、今がいい機会です。

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